グリーンアライアンスが我孫子市の保育園に太陽光発電システムを寄贈し環境教育を推進

グリーンアライアンスが我孫子市に寄贈した太陽光発電システム

千葉県我孫子市に位置するアンジェリカ保育園が、再生可能エネルギーの小さな革命を迎えました。ハンファジャパンが主宰するSDGsパートナーシップ制度「グリーンアライアンス」は、同保育園に9.84kWの太陽光発電システムを寄贈しました。この取り組みは、拡張型の太陽光発電パワーコンディショナ「Q.READY🄬」を使用し、環境教育教材とともに提供されています。

地域貢献と環境意識の奨励

本寄贈は、全国の幼児教育施設向けに行う「グリーンギフト」プロジェクトの一環で、再生可能エネルギーの普及促進とCO₂排出削減を目指しています。特に今回は、園児たちが太陽光発電の仕組みを楽しみながら学び、エネルギーの重要性を実感できる体験型の教育を意図しています。

新たに制作された環境教育教材は、紙芝居形式のリーフレットとして提供され、太陽光によって電気が生成されるプロセスを易しく説明しています。そして、この教材には青森のねぶた祭りで使用された廃棄和紙が再利用されており、循環型社会の重要性を子どもたちに伝えています。

環境教育プログラムの実施

グリーンアライアンスは、単に太陽光発電システムを寄贈するだけでなく、地域教育機関と連携した環境教育プログラムを展開しています。これまでにも横浜市での「子どもアドベンチャーカレッジ」や、野沢温泉自転車祭における再エネ体験の提供を通じて、地域社会における子どもたちの教育機会を創出しています。

これらの取り組みを通じて、グリーンアライアンスは「エネルギーを学び、使い、考える文化」を育む地域モデルを目指し、さらなる教育・体験機会の提供に努めています。寄贈式典では、我孫子市長の星野順一郎氏や、社会福祉法人アコモード理事長の豊島洋子氏、ならびに参画企業の代表者が出席し、官民の連携の重要性を再確認しました。

寄贈式典の詳細

この記念すべき寄贈式典は、2025年10月29日にアンジェリカ保育園で開催されました。出席した星野市長は「幼児期から環境やエネルギーを学ぶことが将来の地球を守る」とし、今回の取り組みが市民の環境意識向上に繋がることを期待しています。また、豊島理事長は「この素晴らしい設備を大切にし、地域と共に環境に優しい保育を進める」と感謝の意を示しました。

最後に、グリーンアライアンス事務局代表代行の山口寛法氏は「太陽光発電を通じて持続可能な未来を築けることを光栄に思います」とコメントし、子どもたちが自然やエネルギーの大切さを学ぶ機会を提供することができる喜びを語りました。