古墳群の謎に迫る!天理市共催展のご案内
奈良県天理市にて、令和7年度共催展「“穂積”の地の古墳を探る 奈良盆地中央部の古墳群」が開催されます。この展覧会は、古代氏族・穂積氏の活動を中心に、奈良盆地に点在する古墳群に焦点を当てたものです。
穂積氏は、物部氏と同祖とされる歴史的な背景を持つ氏族であり、特に6世紀には王権の中枢で活躍し、朝鮮半島百済との外交においても重要な役割を果たしていました。この展覧会では、穂積氏の本拠地とされる天理市前栽町付近や、田原本町保津付近の古墳群を紹介し、彼らの歴史的背景をより深く理解する機会を提供します。
展示内容
展覧会では、古墳時代後期に築かれた中規模首長墳が点在する地域の調査結果や、数多くの形象埴輪の出土品が展示される予定です。また、渡来系遺物が多く発見された集落遺跡についても触れ、古墳時代の人々の生活や文化を探る貴重な資料が集まります。これらの展示を通じて、穂積氏という古代氏族の魅力を再発見することができるでしょう。
開催詳細
- - 日時: 2025年11月1日(土)~12月14日(日)
- - 時間: 9:00~17:00(入室は16:30まで)
- - 会場: なら歴史芸術文化村(奈良県天理市杣之内町437-3)文化財修復・展示棟地下1階展示室
- - 料金: 無料
この展示は、なら歴史芸術文化村と天理市教育委員会の共催によるもので、多くの人々に古代の文化を知ってもらいたいという願いが込められています。入場料は無料であり、家族連れや友人同士で気軽に訪れることができます。古墳群の歴史や文化に興味を持つ方々にとって、見逃せないイベントとなること間違いありません。
さらに、展示会では専門家による講演やワークショップも予定されており、参加者がより深く理解を深めるための機会も用意されています。興味のある方はぜひお越しいただき、古墳時代の魅力あふれる世界へ足を踏み入れてみてください。特に、地域の歴史に親しむことができるため、地元の人々にとっても貴重な体験になるでしょう。
今後の詳細な情報や、最新のお知らせは、公式サイトやSNSなどで確認できます。天理市の古代史に興味がある方は、この機会をお見逃しなく!