視覚障害者も楽しめる！キラキラ「デコどうぶつしょうぎ」プロジェクト始動

視覚障害者も楽しめる！キラキラ「デコどうぶつしょうぎ」プロジェクト

岐阜県の就労支援施設「Green bird」が手掛ける「デコどうぶつしょうぎ」が、クラウドファンディングで注目を集めています。このプロジェクトは、視覚障害者も楽しく遊べるボードゲームを作ることを目指しており、なんとラインストーンで飾られた可愛らしいデザインが魅力的です。

プロジェクトのポイント

1. 触覚による認識: ラインストーンを使用して、駒に凹凸を設けています。これにより、目が不自由な方でも触感で駒の特長や方向を把握できます。
2. デザイン性: バリアフリーはもちろんのこと、見た目にも楽しめる美しいデザインに仕上げることで、すべての人がわくわくする体験を提供します。
3. 自立支援の取り組み: このプロジェクトを通じて、就労支援施設に所属する人々が制作に関わり、自立に向けた支援も行われています。
4. 寄贈活動: クラウドファンディングの収益は、視覚障害関連団体に「デコどうぶつしょうぎ」を寄贈するために使用され、楽しむ機会がより多くの人に広がります。

アナログゲームの魅力

将棋やボードゲームは、戦略を考えることで論理的思考を養ったり、他者とコミュニケーションをとることで社会性が身につく楽しいツールです。しかし、視覚障害者の方々が楽しめるゲームは限られており、より多くの人がボードゲームを楽しむことができるようにする必要があります。また、視覚障害者自身からも「同じことがしたい」という声が多く寄せられています。「デコどうぶつしょうぎ」は、障害の有無に関わらず皆で楽しめる場を作ることを目的にしています。

SNSでの反響

このプロジェクトに対するSNS上の反応も非常にポジティブです。「視覚障害者も遊べるなんて素晴らしい！」「キラキラのデザインが気に入った」といった言葉が飛び交い、多くの方が応援の声を寄せています。個人の感想としては、「遊びながらワクワクできるのは最高だ！」という意見も見かけます。

先駆者たちの応援

プロジェクトには、ルール考案者の北尾まどか氏や、イラストを担当したふじたまいこ氏など、多くのクリエイターが協力しており、それぞれが「デコどうぶつしょうぎ」の成功への期待を語っています。また、製品販売元の株式会社ジーピーも、視覚障害者がボードゲームを楽しむことの重要性を認識し、応援のメッセージを寄せています。

取り組みのスケジュール

- クラウドファンディング終了: 7月25日
- デコレーション・どうぶつしょうぎ制作開始: 8月上旬
- 公式サイト制作開始: 8月上旬
- 順次発送開始: 9月上旬

株式会社ライズ＆プレイの魅力

本プロジェクトを進める「株式会社ライズ＆プレイ」は障害を体験し、マイノリティの理解を深めるための研修を提供しています。彼らは多様性を理解するだけでなく、障害者と共に遊びや学びを体験できる環境作りにも力を入れています。

最後に、「デコどうぶつしょうぎ」はただの遊びを超え、人と人とのつながりを作る素晴らしいプロジェクトです。視覚障害者も含めた多くの人々が、これを通じて楽しい時間を過ごすことが期待されています。