残業削減「YOHAKU」
2025-02-05 11:30:51

パーソルホールディングス、残業時間削減プロジェクト「YOHAKU」の成果発表

残業時間削減プロジェクト「YOHAKU」の実施結果



パーソルホールディングス株式会社は、2024年度にグループ全体で行った残業時間削減プロジェクト「YOHAKU」の結果を発表しました。このプロジェクトは、より良い労働環境を目指し、社員一人ひとりのWell-beingを実現することを目的としています。特に注意を向けたのは、時間の使い方を見直すことで、労働時間の短縮がなぜ重要であるかを理解してもらうことです。

プロジェクトの概要と参加者の結果



このプロジェクトでは、希望する約300人の社員が参加し、2024年の7月から9月までの3カ月間にわたり残業時間の削減に取り組みました。その結果、前年同期比で3453.5時間、個々では月平均3.7時間の残業時間を削減することに成功しました。実施期間中のアンケートによると、82.6%の参加者が「本施策が長時間労働への意識になった」と回答し、88.8%は「削減した時間を有意義に使おうと思っている」との結果が出ました。

参加者のコメントを見てみると、どのようにして仲間同士で協力し合い、残業時間を削減できたかが明らかになります。「メンバー間で協力し合い、仕事の楽しさを見出だせた」、「他の方の業務改善のノウハウを学ぶことができた」といった声が聞かれ、仕事の効率が上がっただけではなく、プライベートにおいても充実感を得られたようです。家族や子供との時間が大切にでき、精神的にも体力的にも余裕が生まれたとの意見もありました。

意識変容の要因と施策の位置づけ



人事本部の加瀬洋子本部長は、「YOHAKU」は単なる残業時間の削減だけでなく、個々の幸福度を高めるために時間の使い方を変えるものだと説明しています。参加者が自発的に改善策を考え、業務効率化の知識を共有できるコミュニティを作ることで、自らの意識を変えていくプロセスが確立されたようです。これにより、残業削減が単なる数値目標に留まらず、「どう過ごすか」にも焦点が当てられました。

今後の展望



半年間のプロジェクトを通じ、残業時間削減のための良好な風土が醸成されることを目指して、今後もこの取り組みは続けられていく予定です。業務効率化のノウハウの共有は、全社員に拡大する形で進められ、動画コンテンツの提供なども行われます。パーソルホールディングスは、2030年までに「働く人々のWell-being」を実現し、様々な働き方を提供することで、人々が安心して働ける環境の構築を目指しています。

このプロジェクトの成果は、今後の労働環境改善の指針となるだけでなく、参加者全員の意識にも大きな影響を与えることが期待されます。


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会社情報

会社名
パーソルホールディングス株式会社
住所
東京都港区南青山1-15-5パーソル南青山ビル
電話番号
03-3375-2220

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