門脇埼灯台ツアー
2024-12-23 11:18:36

伊東市の門脇埼灯台で新たな観光体験を実現する実証実験がスタート

伊東市の新たな観光スポットを訪ねよう



静岡県伊東市に位置する門脇埼灯台。この灯台は、今後ますます注目を集めることになる。2025年1月17日(金)から、こちらで新たな体験型観光プランがスタートする。企画立案を行ったのは、日本出版販売株式会社(日販)と株式会社シードの共同コンソーシアムによるもので、魅力的な音声ガイド技術を駆使した『門脇埼灯台イマーシブツアー』が実施される。

この実証実験では、「ボイスフレンド」という音声MR技術を活用し、参加者は灯台とその周辺の観光スポットを巡りながら、インタラクティブで没入感のある体験を楽しむことができる。参加者はスマートフォンに「Auris」アプリをダウンロードし、実際に灯台を訪れ、指定されたポイントを巡る。途中で聴けるガイドは、参加者自身の動きに応じてストーリーが進行する。

灯台を擬人化したキャラクター



このプロジェクトの特徴的な部分は、灯台擬人化プロジェクト『燈の守り人』とのコラボレーションにある。ナビゲーター役は、灯台のキャラクター「門脇埼灯台(CV:野津山幸宏)」が務め、魅力的なストーリーと共に訪問者を案内する。特に、灯台周辺にはオリジナルグッズとしてボイス付きアクリルキーホルダーが販売されることから、訪れた際には思い出を持ち帰るひと工夫がなされている。

位置情報技術を活用した新しい体験



本企画のもう一つの特徴は、「ボイスフレンド」の導入に伴う新たな観光施設へのメリットにある。具体的には、スマートフォンのカメラと空間スキャンデータを用いることで、ビーコンやセンサーなしで位置情報を把握。このため、複雑な施設でも自由に導入可能で、施設の景観を保ちながら体験者に没入感を提供できる仕組みになっている。

さらに、エンターテインメント性を向上させることで、来場者に新しい感動を提供し、地域全体の集客及び観光資源としての灯台の位置付けを明確にする狙いがある。

実証実験の概要と参加方法



『門脇埼灯台イマーシブツアー』は、2025年1月17日からスタートし、参加は無料。事前の予約は必要なく、スマートフォンとイヤホン、またはヘッドフォンを持参するだけで楽しむことができる。体験場所は門脇埼灯台の展望台を中心に展開され、所要時間は約40分、体験者はストーリーに合わせた動きを楽しむことができる。

このプロジェクトは、日本財団の『海と灯台プロジェクト』の支援も受け、今後の観光拡大が期待される。これにより地域経済への貢献も見込まれており、多様な観光資源の活用が進むこと間違いなしだ。

最後に



この新しい観光プロジェクトは、門脇埼灯台の認知度を高めるだけでなく、地域全体の活性化に寄与することを目指している。日本各地の灯台と地域資源をつなげる取り組みとしても注目したい企画である。ぜひ、伊東市を訪れる際には『ボイスフレンド』によるこの特別な体験をおすすめしたい。


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会社名
日本出版販売株式会社
住所
東京都千代田区神田駿河台4-3
電話番号
03-3233-1111

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