東洋製罐グループの快挙!14製品が受賞
公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2024日本パッケージングコンテスト」において、東洋製罐グループの14製品が入賞しました。この結果は、同社の環境への配慮や革新的な技術が高く評価された証です。グループ内の取得した賞の中には、最高賞にあたるジャパンスター賞も含まれています。
受賞内容の詳報
東洋製罐グループの社長、大塚一男氏が率いる同社は、特に環境にやさしい製品の開発に注力しています。このたび、ジャパンスター賞において「経済産業省脱炭素成長型経済構造移行推進審議官賞」を受賞したのは、「ソフランプレミアム消臭」。これは、ライオン株式会社との共同受賞です。また、同じくジャパンスター賞で「日本マーケティング協会会長賞」を受賞したのは、「キュキュットecoペコボトル」で、花王および吉野工業所との協力によって実現しました。
さらに、包装技術賞には4製品、包装部門賞には8製品が選ばれています。これにより、東洋製罐グループとしての包装技術の高さや製品の多様性が証明されました。例えば、最軽量の185ℊレトルト用缶や、MACHIカフェのリップッシュリッドなど、さまざまな分野で技術が活かされています。
環境配慮を重視した開発の背景
東洋製罐グループは、持続可能な社会の実現に向け、環境配慮型の製品開発をマテリアリティに掲げています。同社は、「多様なライフスタイルを支える製品・サービスの開発と提供」「環境配慮型製品・サービスの開発と提供」を重要課題とし、今後もその姿勢を貫いていく方針です。特に、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の活動を通じて、容器包装廃棄物の削減に貢献することを目指しています。
受賞製品の具体例
- - 185ℊレトルト用世界最軽量缶:包装技術賞
- - お~いお茶460ml ペットボトル:包装技術賞
- - MACHI caféリップッシュリッド:包装技術賞
- - ソフラン プレミアム消臭:ジャパンスター賞
- - キュキュットecoペコボトル:ジャパンスター賞
これらの製品は、各社との協力によって革新的な技術が活かされ、消費者のニーズに応えています。例えば、多連結包装箱は、交通の効率化やコスト削減に寄与し、環境負荷を軽減することが期待されています。
東洋製罐グループの企業ビジョン
創業から100年以上の歴史を持つ東洋製罐グループは、現在、国内外に広がる45社と47社の提携先を有し、約20,000人の従業員が働いています。2024年3月期の売上高は9,506億円となり、その成長性は注目に値します。今後は、「長期経営ビジョン2050」を基に持続可能な社会の実現を目指し、印刷や製造、物流分野においてさらに革新を追求していく予定です。
まとめ
東洋製罐グループの14製品の受賞は、同社が持続可能な未来に向けた真摯な取り組みを行っていることの証左です。これからも、私たちの生活を豊かにし、環境に配慮した製品の提供を期待したいと思います。