AI医療画像マスキング
2024-05-10 11:00:02

AIで医療画像の個人情報保護を実現!慶應義塾大学病院での運用開始

AIが医療現場の個人情報保護を革新!慶應義塾大学病院での導入事例



近年、医療機関における個人情報保護の重要性が増しています。特に、医療画像は患者のプライバシーに関わる繊細な情報を含んでおり、その取り扱いには細心の注意が必要です。

従来、医療画像の個人情報マスキングは、担当者が一つ一つ目視で確認し、手作業で処理を行う必要がありました。この作業は、時間と労力を要するだけでなく、医療画像の内容によっては担当者に大きな心理的負担を与えることもありました。

しかし、株式会社インフォメーション・ディベロプメント(以下、ID)が開発したAIを活用した医療画像マスキングソフトウェアによって、この課題が解決されつつあります。このソフトウェアは、AIの画像認識技術を用いて、医療画像から個人情報を自動的に特定し、マスキング処理を行います。顔写真の目元やレントゲン写真上の患者番号などを正確に識別し、プライバシー保護に貢献します。

慶應義塾大学病院では、このソフトウェアの運用が開始されました。導入後、様々な効果が確認されています。まず、AIによる自動化によって、個人情報保護の精度が向上し、情報漏洩リスクが大幅に低減しました。また、作業時間の短縮にも繋がり、担当者の業務効率が向上しただけでなく、医療画像を直接扱う機会が減少したことで、心理的ストレスの軽減にも繋がっています。

このソフトウェアは、画像ファイルだけでなく、PDF、PowerPoint、Excel、Wordファイルにも対応しているため、幅広い用途で活用できます。IDは、このソフトウェアを他の医療機関にも展開し、医療現場の負担軽減と個人情報保護に貢献していく計画です。

IDの取り組み:医療現場のDX推進



IDは、創業から約50年にわたり、金融、公益、航空など幅広い業界の顧客にITサービスを提供してきた実績があります。特に、近年はAI技術を活用したソリューションに注力しており、医療分野への貢献にも力を入れています。

今回の医療画像マスキングソフトウェアは、IDが長年培ってきたIT技術とサイバーセキュリティのノウハウを結集した成果です。AI技術による自動化は、医療現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で重要な役割を果たすと考えられます。

未来への展望:Waku-Wakuする未来創造



IDは、今後もAI技術を活用した革新的なシステムの開発と運用に積極的に取り組んでいきます。医療分野だけでなく、様々な社会課題の解決に貢献し、「Waku-Wakuする未来」の創造を目指しています。医療従事者の負担軽減、個人情報保護の強化、そして、より安全で安心な社会の実現に向けて、IDは活動を続けていきます。

株式会社インフォメーション・ディベロプメントについて



IDは、約50年にわたるITサービス提供で培ってきたノウハウと、約25年にわたるサイバーセキュリティ対策の経験を活かし、顧客のDX推進を支援しています。幅広い業界で、ITシステム運用、システム開発、ITインフラ構築など、多様なITサービスを提供しています。

会社情報

会社名
株式会社IDホールディングス
住所
東京都千代田区五番町12-1番町会館
電話番号
03-3264-3571

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