奈良県保育協議会主導 防災セミナーの概要
2025年度の研修会として、奈良県保育協議会が主催する防災セミナーが実施されました。このセミナーは、一般社団法人日本保育防災協会の講師を招き、現場で働く保育士を対象にした貴重な機会となりました。セミナーのテーマは「現場保育士の防災意識の向上とBCPの基礎について」であり、近年全国各地で頻発している地震や豪雨といった自然災害に関しての理解を深めることを目的としています。
1. セミナーの重要性
このセミナーでは、保育士が日常の保育に防災の視点を取り入れ、災害発生時には保育施設としての機能を維持するための基本的な知識と実践方法を学びます。災害によるリスクを理解し、子どもたちの安全を守るために何をすべきかを学ぶことが、このセミナーのメインテーマとなっています。
2. 講演内容
講演では、以下の項目が中心に解説されました。
- - 地震と日本の現状理解: 日本が直面している地震の現状や、その影響についての理解を深めます。
- - 保育施設を取り巻く災害リスクの把握: 各保育施設が持つリスクを把握する方法を学び、備える体制を整える重要性が強調されました。
- - ハザードマップを用いた実践ワーク: 実際のハザードマップを使用しながら、どのようなリスクが考えられるのかを体験し、理解を深めます。
- - BCP(業務継続計画)の基礎理解: 業務継続計画の機能やその必要性についての基本的な知識を学ぶ内容です。
- - 被災園の声から学ぶ教訓: 実際に被災した保育施設の経験を聞き、その教訓を学ぶことで、より実践的な防災意識を築くことができます。
3. 今後の取り組み
今後、奈良県保育協議会はさらなる取り組みとして、2026年には施設長向けの防災研修を計画しています。この研修では、保育施設の管理者層を対象に、より高度な防災マネジメントについて学ぶ機会が設けられる予定です。日本保育防災協会としても、引き続き保育の安全と防災力向上に向け、自治体や保育事業者との連携を強化していく方針です。
4. 本研修の意義
保育士は、子どもたちの命を預かる重要な職種です。よって、災害への備えは非常に重要であり、今回の研修を通じて得た知識や意識を実践することが求められます。日本保育防災協会は、今後も全国の保育関係者に向けた研修や情報提供を続け、より安全な保育環境の実現に向けて邁進していきます。
5. 組織の理念
奈良県保育協議会は、地域の保育園や認定こども園が連携し、質の高い保育を実現するために努力しています。保育者の資質向上や保育ニーズに応じた専門知識の深耕を進めています。また、令和5年に施行された「こども基本法」に基づき、全ての子どもたちの最善の利益を守るために、持続的な取り組みを行っています。
詳細な情報
さらなる詳細については、
奈良県保育協議会の公式サイトをご覧ください。また、日本保育防災協会の情報については、
こちらのリンクをご参照ください。