ネイチャーポジティブ化
2025-03-13 11:16:47

都市部のネイチャーポジティブ化を目指した新プロジェクト始動

都市部のネイチャーポジティブ化を目指した新プロジェクト始動



東急不動産株式会社は、都市部における魅力向上と環境保全のために「GREEN UP&COOL DOWN PROJECT」を本格的に始動します。このプロジェクトは、生物多様性の促進を目的としており、すでに行っていた取り組みを振り返りながら新たに取り組む施策を明確にしていくものです。

プロジェクトの目的と取り組み内容


「GREEN UP&COOL DOWN PROJECT」は、渋谷駅から半径約2.5kmを「広域渋谷圏」と位置づけ、そこで「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合する持続可能なまちづくりを目指しています。

具体的には、東急不動産ホールディングスは環境経営を重視し、2023年には業界初のTNFDレポートの策定を行いました。この報告によると、広域渋谷圏では生物多様性を重点的に推進し、植生調査や生きもの調査を通じてエコロジカルネットワークを形成しています。

屋上菜園や「芋緑化」で生物多様性を守る


これまでの取り組みとして、屋上菜園やシジュウカラの巣作りなども行っています。特に、広域渋谷圏にあるオフィスビルの屋上では、菜園活動や養蜂を行い、地域住民やオフィスワーカーが収穫体験を楽しむイベントを開催しました。

また、空調の効率を上げる「芋緑化」という新たな技術を導入しました。この技術は、室外機の周囲にサツマイモの苗を吊るし、葉による蒸発散効果で周辺の温度を下げる省エネ施策です。

生物多様性の重要性を啓発するイベント


3月19日と20日には、フォレストゲート代官山内の「TENOHA代官山」で環境に関するトークショーやワークショップが開催されます。特に、20日のイベントは一般向けで、自然との共存や持続可能な街づくりに関する内容が盛り込まれています。

参加者は、様々なプログラムを通じて都市における生物多様性について学ぶことができるため、非常に興味深い機会となるでしょう。参加申し込みは公式サイトから可能です。

今後の展望と地域への貢献


東急不動産は、今後も生物多様性に関するプログラムを続けていく予定です。また、「Shibuya MIDORI-TIMES」という冊子の発行も計画中で、子どもから大人まで楽しめる内容を展開し、さらに地域の環境への理解を深めることが目指されています。

このように、東急不動産は都市部における生物多様性の保全活動を多面的に展開し、未来のより良い環境づくりに寄与する姿勢を見せています。都市と自然が共存する新しい生活様式の確立に向けて、今後の取り組みに注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。