埼玉県・大宮公園で開催されたスポGOMIワールドカップ2025
2025年8月10日、埼玉県の大宮公園にて「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 埼玉STAGE」が行われ、8チームが参加して熱い競技が繰り広げられました。本大会で栄誉を手にしたのは、社会人チームの「クリーンmen Bチーム」。このチームは前年の大会でも優勝しており、見事に連覇を達成しました。彼らは合計10.415kgのごみを拾い、1593ポイントを獲得し、準優勝チームに対して大差をつけての勝利となりました。
スポGOMIの魅力とは
「スポGOMI」とは、スポーツとごみ拾いを掛け合わせた日本発祥の競技です。3人1組のチームが制限時間の60分で、特定エリア内に落ちているごみを集め、その量や種類によってポイントを競います。このユニークな競技は、環境保護を意識しながら楽しむことができる点が人気で、子どもから大人までが参加できるインクルーシブなイベントです。
大会の詳細
埼玉STAGEは8月10日の午前10時から12時30分まで、大宮公園で行われました。チーム数は合計8チーム、参加者は24人で構成され、全員が一丸となってごみ拾いに挑みました。このイベントは一般財団法人日本財団スポGOMI連盟が主催し、一般社団法人海と日本プロジェクトin埼玉県が運営しました。
クリーンmen Bチームのコメント
連覇を達成した「クリーンmen Bチーム」のコメントには、天候による悪条件の中でもトレーニングの成果を活かせたという自信が感じられました。チームメンバーは「雨が降っていてコンディションが悪かったですが、前回も同じような状況だったので、その経験が生きたと思います」と語る。また、前年の日本大会では31位だったことから、毎週のごみ拾いで技術向上に努めた結果が良い成績として結実したことを強調しました。
大会の意味と今後の展望
埼玉で拾われたごみの総量は14.77kg、この成果は参加者たちの努力を表すものです。埼玉県は海に面していない地域ですが、このような活動を通じて海洋ごみ問題への関心を高め、参加者が環境について考える機会を提供しています。今後、2025年9月21日に東京で開催される「スポGOMIワールドカップ2025 日本STAGE」への参加が予定されており、そこでもさらなる活躍が期待されます。
まとめ
「スポGOMIワールドカップ2025」は、環境保護とスポーツを融合させた新しい形のイベントとして、広がりを見せています。参加者全員が楽しみながらも、社会を良くするための意識が高まる姿勢が印象的でした。クリーンmen Bチームは、次のステージでもその実力を証明することでしょう。今後の大会に向けて期待が高まります。
【公式サイト】:
スポGOMIワールドカップ2025