ネットワンシステムズがデータ保護の強化へ、デル製品を導入
ネットワンシステムズがデータ保護を強化
2025年3月12日、ネットワンシステムズ株式会社は、デル・テクノロジーズの先進的なデータ保護製品群を導入し、社内業務システムの安定性向上や運用効率化に成功したと発表しました。これは、同社が新たに採用したサブスクリプションモデル「Dell APEX Subscriptions」によるもので、さらなるコスト削減を実現しています。
背景と課題
日本におけるネットワークインテグレーターとしての地位を確立しているネットワンシステムズは、ワークスタイルの変革やクラウド活用、セキュリティなど多岐に渡るソリューションを提供しています。しかし、旧環境ではトラブルが多発し、運用管理の負担が増加していました。そのため、より高い信頼性を持つデータ保護環境の構築が急務でした。
データ保護製品の選定
複数の製品を比較した結果、ネットワンシステムズが選んだのは、圧縮・重複排除バックアップアプライアンス「Dell PowerProtect Data Domain」と、新たに導入した「Dell APEX」です。以前の「Dell Data Protection Portfolio」の利用経験から、同社はその信頼性と安定性を評価しました。特に、圧縮や重複排除機能により、リソースを効率的に利用できる点は選定の大きな要因でした。
また、バックアップとデータ管理の一体型システムは、システム障害発生時の原因究明においてもメリットがあります。「PowerProtect Data Manager」によって、操作が容易になり、専門的な知識を持たないメンバーでも運用を行うことが可能となりました。
導入効果
デル・テクノロジーズの製品群の導入後、ネットワンシステムズでは日常的な運用作業の時間を約半分に、月次の特別作業に至っては約6分の1にまで削減することができました。データ圧縮機能の効果もあり、実際に使用するリソースは元の31分の1で済んでいます。また、遠隔地の拠点にも追加のバックアップが配置されており、大規模な自然災害が発生した場合にも重要なデータを確実に保護する体制が整いました。
さらに、「Dell APEX」を導入したことで、初期投資費用が大幅に削減されました。同じ環境を事前に一括購入する場合と比較して、約3分の1のコストで導入が可能になり、資金の面でも柔軟性が生まれました。これにより、資産の管理が容易になり、さらに業務改善にフォーカスすることができるようになりました。
ネットワンシステムズのコメント
ネットワンシステムズ管理本部DX推進部の川端伸幸部長は、「Dell APEX Subscriptions」を導入したことで、スモールスタートでの課題解決が可能になったと述べています。また、「Dell PowerProtect Data Domain」の導入は高い信頼性をもたらし、「Data Manager」による操作性の向上が運用管理の効率化に繋がっていることに感謝しています。
デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズは、デジタルの未来を支援し、業界において包括的かつ革新的な技術とサービスを提供しています。AI時代に向けた展望を持つ同社からは、今後も多様なソリューションが期待されます。
このように、ネットワンシステムズとデル・テクノロジーズの連携は、今後の業務効率化やデータ保護の面でさらなる進展を示すものとなります。
会社情報
- 会社名
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デル・テクノロジーズ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町一丁目2番1号Otemachi Oneタワー 17階
- 電話番号
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