食品安全委員会が提案するリスク管理の新しい試みとは

食品安全委員会（FSC）第976回会議開催のお知らせ

令和7年3月18日、東京都港区の赤坂パークビルで、食品安全委員会の第976回会議が開催されます。この会議では、私たちの食生活に密接に関連するさまざまな議題について議論される予定です。特に、農薬や動物用医薬品に関するリスク管理が重要なテーマとなります。

会議の概要について

会議は午後2時から開始され、主に以下の内容が話し合われます。

1. 農薬に関するリスク管理の説明
消費者庁より、特にイソフェタミド、オキサゾスルフィル、ポリオキシン複合体、メプロニルの4つの農薬についての評価が行われ、その影響が議論されます。

2. 動物用医薬品に関するリスク評価
こちらでは、オキソリニック酸およびブロフラニリドの2品目が取り上げられます。

3. プリオン評価に関する意見の聴取
ベルギーから輸入される牛、羊、山羊の肉や内臓に関連するリスク評価や、肥料の公定規格の変更に関する意見が求められます。また、食品衛生法に基づいて指定された物質「安息香酸」に関する評価も行われます。

4. 食品安全モニターの依頼
食品安全モニターの新たな依頼についても話し合われます。

傍聴や動画配信の詳細

今回の会合は公開されており、会場での傍聴が可能です。また、会議の様子は動画配信されるため、事前に申し込みを行うことで、インターネットを通じて視聴することもできます。傍聴を希望する方は、3月17日までに申し込みが必要です。

傍聴席は限られていますので、早めの申し込みをお勧めします。動画視聴を希望される方には、必要なURLが後日送付されます。