直感的な操作が可能なaeroTAP 空間3Dインターフェイスの登場

株式会社ネクステッジの新技術「aeroTAP 空間3Dインターフェイス」

株式会社ネクステッジテクノロジーは、茨城県つくば市に本社を構え、タッチレスインターフェイス技術に注力している企業です。近年、急速に進化を遂げるテクノロジーの中で、同社は新たな製品「aeroTAP 空間3Dインターフェイス」を発表しました。この新しいインターフェイスは、空中に映る3D映像を使って直感的に操作が可能な仕組みを提供しています。

この「aeroTAP 空間3Dインターフェイス」は、手のひらトラッキングや仮想タッチスクリーンといった従来の技術に加えて、さらに進化した操作体験を実現しています。オペレーターは、空中に浮かぶ3Dモデルや映像を手で直接操作でき、視界を妨げることなく自然な感覚での操作が可能です。これにより、特に医療や教育、エンターテインメントなど、様々な分野での活用が期待されます。

特徴と利点

直感的な操作方法

「aeroTAP 空間3Dインターフェイス」は、両手または片手で空中の3D映像を自由に操作できます。ユーザーは、回転、拡大、ドラッグなどの動作を手のひらで行うことで、非常に自然な感覚で操作を行えます。この新しいインターフェイスは、空中に浮かぶ映像を「包み込む」ようにしながら操作するため、視認性にも優れています。

ハンズフリーの操作

また、「aeroTAP 空間3Dインターフェイス」を使えば、手のひらを使用しながら観察対象を見続けることができ、視界を遮ることなく直感的な操作が行えます。この特性は、特に医療現場や教育現場での新しい可能性を広げます。従来の非接触操作やジャスチャー機能もそのまま活用できるため、さまざまな用途に応じた柔軟な対応が可能です。

対応機器の多様性

このインターフェイスは、MIRAI PIX（空中ディスプレイ）と連携して動作します。MIRAI PIXは、空中での3Dデータ表示および操作を可能にするデバイスで、さまざまなデータと組み合わせて活用できます。これにより、例えば医療分野では、患者の情報や画像をリアルタイムで操作しながら観察することができます。