防災の新しい形『使える防災』を提案するUPIの取り組み
株式会社アンプラージュインターナショナル(UPI)は、防災週間の期間中に『備える』防災から『使える』防災への転換をテーマにした企画を展開します。この取り組みは、災害時の対応力を高めるために非常に重要な要素です。
使用することを重視した防災の重要性
近年、災害に対する意識は高まり、様々な防災グッズが市場に登場しています。しかし、これらのアイテムはただ持っているだけでは意味がありません。いざという時にどれだけ使いこなせるかが重要です。UPIは、自然の中で使ってみることが、災害時の自信に繋がると考えています。防災ナイフや浄水器など、実際に手に取って学ぶ経験が、備えを強化する大きな一歩になります。
阪神・淡路大震災がきっかけ
UPIの代表取締役である本間光彦氏の阪神・淡路大震災の経験が、このプロジェクトの原動力となっています。彼は震災の際に現場にいた経験から、防災の重要性を痛感し、それを後のビジネスに活かしています。彼自身が瓦礫の撤去に参加した体験から、防災ナイフ「コンパニオンスパーク エマージェンシー(S)」が生まれました。このナイフは、使用することによって自信を高める道具の一つです。
「コンパニオンスパーク エマージェンシー(S)」の特長
この防災ナイフは、スウェーデンの名門ブランド、モーラナイフとの共同開発によって誕生しました。以下のような特長を備えています:
- - ファイヤースターター内蔵:着火が容易
- - 安全性の高いブレード:先端が丸く設計されています
- - 波刃のデザイン:ロープを切るのが容易
これらの特徴により、災害時に必要な様々な作業を支援します。正しく使用することで、実際の状況での対応力を大きく向上させることが可能です。
セット商品での提案
UPIは、ナイフだけでなく、ポータブル浄水器をセットにした防災商品も提供しています。これによって、重要な「水」と「火」を確保するための道具を一緒に学ぶことができます。特に「三の法則」を念頭に置いた教材として、人間の生存に必要な基本的な維持を助けるツールです。
実際の体験を通じて学ぶ
UPIでは、実際に刀と浄水器を使って体験できるプログラムも用意しています。これに参加することで、ただ物を持っているだけでなく、どのように使うかを学び、身に着けることができます。たとえば、浄水器の使い方やナイフの使い方を実践しながら学ぶことで、より実地に即したスキルを磨くことができます。
UPIは、8月30日から9月5日の期間中、表参道で特別なイベントを開催し、様々なアウトドアと防災を結びつけた体験を提供します。自分自身や家族を守るための知識とスキルを身につける良い機会です。この取り組みを通じて、災害への準備は「備える」だけではなく、実際に「使える」ことを重視する新しい保険の形に進化していくことを目指しています。