教育DXが進化する!ヨリソルとディグラム診断の新連携
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」が、日本の性格診断で知られる「ディグラム診断」との連携を開始しました。この連携は、教育現場における課題を解決し、より良い学習環境を提供することを目的としています。
教育機関でのデータ見える化
近年、学校教育においては学習成績の向上を図るため、学習者と教員の相性が重要視されています。しかし、そうした中で不登校の児童生徒数は増加の一途をたどり、令和4年度には過去最多を記録しました。教員と生徒のコミュニケーション不足や相性の悪さが、不登校の一因とされています。
「ヨリソル」は、教育データを可視化することにより、志願者の管理から成績、出席状況、授業評価アンケートまで多様な情報を一元管理します。このプラットフォームに、ディグラム診断の機能が追加されることで、学習者と教職員の性格傾向を具体的に分析し、活かすことが可能になります。
具体的な機能とメリット
1. 性格の可視化とアドバイス
今後、学習者は「ヨリソル」内でディグラム診断を受けることができます。20の設問に回答することで、その人の基本性格が31のタイプの中から明らかになります。この結果を基に、コミュニケーションの特徴や学習に関する具体的アドバイスが自動で提供されます。教員や保護者と情報を共有することで、性格に応じた学習支援が可能となり、特に不登校防止において大きな効果が期待されます。
2. 教職員の最適配置を実現
教職員も同様にディグラム診断を受けることができ、分析された性格傾向をもとに学習者との相性を探ることができます。性格データだけでなく、学習者の成績や志望校、教員の担当科目等の情報も統合して最適な配置を行うことができ、これは不登校問題の解決や学習者の成績向上に寄与します。
専門家の見解
ディグラム・ラボ株式会社の代表取締役社長である木原誠太郎氏は、「ヨリソルとディグラム診断の連携により、個別支援が可能になり、不登校問題への解決策が提供できると確信しています」と述べています。彼は、教育DXの重要性を痛感し、その推進を目指すとともに、日本の教育に新たな価値を提供しようとしています。
ディグラム診断について
「ディグラム診断」は、心理学と統計学を基にした性格診断プログラムです。20の質問から得られたデータをもとに、個々の基本性格、対人関係、恋愛、仕事などの傾向を分析します。このようなアプローチにより、学習者のニーズに合った支援ができるでしょう。
まとめ
「ヨリソル」と「ディグラム診断」の連携は、教育現場に新しい風をもたらし、不登校問題に対する効果的な対策を提供する期待が寄せられています。今後の教育DXの進展を見守りたいと思います。