アガサ・クリスティーの名作を舞台化！ノサカラボ「ゼロ時間へ」新キャスト発表

ノサカラボ「ゼロ時間へ」の魅力に迫る

2024年10月、東京と大阪で上演されるノサカラボの舞台『ゼロ時間へ』に注目が集まっています。この作品は、推理小説の女王、アガサ・クリスティーによる1944年発表の長編小説が原作です。クリスティーはこの作品で、伝統的なミステリーの枠を超えた新たな挑戦を行ったことで高く評価されています。

舞台化の背景と新キャスト

『ゼロ時間へ』は、従来のミステリーとは異なり、殺人事件から物語が繰り広げられます。この作品が舞台化されるのは今回が新たな試みであり、多くのファンが期待を寄せています。

今回の舞台では、ミステリーの演出を手掛けるノサカラボの代表、野坂実が演出を担当。そのスタイルは、緻密な伏線とシチュエーションコメディを巧みに織り交ぜるもので、観客を引き込むことでしょう。

主演は原嘉孝が務め、共演には紅ゆずる、一色洋平、旺なつき、岡部麟、細見大輔、中尾隆聖らが名を連ねています。さらに新たに追加出演することが決まった鳳翔大と大高雄一郎がどのように物語に彩りを添えるのか、非常に楽しみです。

魅力的なあらすじ

物語は、ある9月の日に英国内の貴族の邸で家族や友人たちが休暇を過ごすシーンから始まります。元弁護士のトリーヴズやスポーツマンのネヴィル、その元妻オードリーなど、多様なキャラクターたちが集まり、一見和やかな雰囲気の中で事件が発生します。邸の主、レディー・トレシリアンが撲殺され、その凶器に残された指紋があることで、物語は一層緊迫したものに。

ネヴィルにはアリバイがあったが、証拠は彼に不利なものを示していました。登場人物たちの証言が食い違い、次々と見つかる証拠品の真相がどのように明らかになるのか、ミステリー好きにはたまらない展開が待っています。

公演詳細

「ゼロ時間へ」の東京公演は2024年10月3日から9日まで、東京の三越劇場で行われ、続いて大阪公演は10月13日から14日にかけてCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演されます。チケットは前売り9,800円で販売され、一般の発売は8月31日から開始。

舞台の特徴的な演出と、新キャストの活躍により、ミステリーの新たな一面を観劇することができるでしょう。観客の皆さんには、アガサ・クリスティーの名作がどのように再現されるのか、ぜひその目で確かめてほしいと思います。