新たなメタバース活用
2026-02-20 11:38:27

メタバースでのシティプロモーションの新たな形 - 大丸松坂屋百貨店と青学の連携

メタバースによる新たな取り組み



2026年1月、大丸松坂屋百貨店は青山学院大学の「デジタルストーリーテリングラボ」において、メタバースを活用したシティプロモーションに関する特別講義を開催しました。講義のテーマは「伝統芸能×メタバースによる地方創生」であり、受講生たちは実際に遠隔から伝統文化を体験することができました。

1. 「伝統芸能×メタバースによる地方創生」の概要



この取り組みの基礎は、大丸松坂屋百貨店がコロナ禍以降に進めてきた新規事業開発にあります。時間や場所に縛られないデジタル領域でのビジネスを模索する中、様々な文化的要素をメタバースに取り入れ、新しい体験を創造することを目指しています。岡﨑氏が説明する中で、自社が持つリアル店舗でのノウハウをメタバースにも生かすことで、利用者が豊かな「メタバースライフ」を楽しむための魅力的なコンテンツを提供しています。

この事業は、初めは個人向けのアバター販売からスタートしましたが、その結果得られた経験を基に、現在は事業者や自治体向けのプロモーション支援にシフトしています。島根県江津市と連携した「石見神楽メタバース化プロジェクト」では、代表的な演目をVR表示するなど、リアルな体験をデジタルで再現しています。特に『大蛇』の演目が好評で、公開から約1週間で1万回のアクセスが記録され、参加者から多くの賞賛を得ました。

さらに、参加者の8割は江津市に実際に訪れたいとの回答をしており、メタバースが持つプロモーション効果の高さを示しました。このような取り組みを通じて、メタバースは伝統芸能に新たな活路を見出す道具となることが期待されているのです。

2. 学生たちの「メタバース石見神楽」体験



講義後、学生たちは実際に「メタバース石見神楽」を体験しました。この体験では、メタバースを通じて、自由にワールドを移動し、実際の演目を疑似体験することができました。学生たちは自身の知識を基に、自ら意見や感想を述べる機会も得ました。

3. メタバースと社会課題解決への期待



講義後のアンケートでは、参加者から多様な意見が寄せられました。多くの学生がVRChatを含む数種類のメタバースプラットフォームに触れた経験があるため、メタバースに対する基礎的な知識が深まっていました。特に、文化や教育、観光におけるメタバースの活用についての意見が目立ちました。

学生たちは、メタバースの利用が「文化・教育・観光」に与える可能性について高い関心を持っていることがわかります。それに加えて、自らの社会課題への対応策として具体的なアイデアも多数提案され、メタバースが「面白い」だけでなく、リアルな社会とも結びつく可能性を感じていることが明らかになりました。

このような学生の反応から、メタバースが新たな社会課題解決のツールとして認識されていることは、大きな成果と言えます。

まとめ



青山学院大学での講義は、メタバースを通じた地域のシビックプライドの向上や、伝統文化の継承の重要性を再確認させるものとなりました。大丸松坂屋百貨店が目指す取り組みは、今後も地域社会に新たな価値を提供し続けるでしょう。文化や教育、医療を中心にしたメタバースの活用が、地域の魅力を引き出し、更なる発展へとつながることが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社 大丸松坂屋百貨店
住所
東京都江東区木場二丁目18番11号
電話番号
050-5497-6916

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