業務システムの連携新時代
NTTテクノクロス株式会社と株式会社NTTデータ・ビズインテグラルは、業務システムにおいて新たに連携を開始したことを発表しました。この取り組みは、同社のDAP(デジタルアダプションプラットフォーム)ツール「BizFront/SmartUI」と、ERPパッケージ「Biz∫」の機能を統合し、2026年2月末までに検証を完了する予定です。特に、この連携を利用する企業には、「BizFront/SmartUI」で業務ナビゲーションを行うための専用テンプレートが、2026年3月18日から無償で提供されることが特徴です。
企業のDX推進と業務システムの重要性
昨今、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進行する中で、業務システムの導入は急務となっています。特にERPシステムなどの新しい操作環境に慣れることは利用者にとって大きな課題です。これに対応するため、NTTテクノクロスとNTTデータ・ビズインテグラルは、導入初期のスムーズな立ち上げや生産性向上を狙った新しいアプローチを模索しています。特に、ユーザー体験の向上やIT部門への問い合わせの減少に寄与することを目指しています。
最近では、ERPシステムの導入において、カスタマイズを最小限に抑えた「Fit to Standard」が注目されています。この流れを踏まえ、両社はエンドユーザーに利便性の高いシステム提供を推進します。「BizFront/SmartUI」は、そのUI(ユーザーインターフェース)の最適化を可能にし、企業の業務効率化に貢献します。
「BizFront/SmartUI」の機能詳細
「BizFront/SmartUI」は、既存のWebシステムに対して後付けでユーザー支援機能を追加するツールです。これにより、業務の操作性が向上し、かつ業務ナビゲーションが強化されます。具体的には、以下のような機能が注目されています:
- - 業務ナビゲーション機能: リアルタイムで操作ガイドを表示し、誤入力を防ぎます。
- - プルダウンリスト制御機能: 複雑な入力パターンを分析し、適切なプルダウン表示を実現します。
- - システム間データ転記機能: 複数のシステムへのデータ入力を効率化し、手動での転記ミスを減らします。
- - 注意喚起機能と入力チェック: 入力エラーを防ぎ、業務の質を向上させます。
統合によるさらなる展開
NTTテクノクロスとNTTデータ・ビズインテグラルは、今後も両社の技術を融合させ、機能の拡大を推進する方針です。特に、NTTグループ全体が持つ他のソリューションとの連携を強化し、企業の導入から運用までを一貫してサポートするための取り組みが期待されています。
「Biz∫」の特長
「Biz∫」は、NTTデータグループが開発した国産ERPシステムです。会計や販売、購買、人事に関する幅広い基幹業務アプリケーションを提供し、業務に必要なあらゆる機能を網羅しています。ユーザー数や業務モジュールに応じてライセンスを柔軟に購入できるため、多様なニーズに応えることが可能です。2009年に設立されたNTTデータ・ビズインテグラルは、この「Biz∫」を通じて、約2,000社の導入実績を持つ信頼性の高いパートナーです。
まとめ
NTTテクノクロスとNTTデータ・ビズインテグラルの新たな連携は、業務システムの導入において新たな価値を提供し、企業のDX推進を大きく加速する可能性を秘めています。この取り組みが、今後どのように業界に影響を与えていくのか、注目です。