医療現場に革命をもたらすSperiaのAIカルテ
株式会社Speria(本社:東京都港区)は、音声から自動でカルテを作成する「AIカルテ」のβ版を導入し、たった1か月でその満足度が100%を達成したと発表しました。この驚異的な成果は、特に歯科クリニックやエステサロンの業務効率化に大いに寄与しています。
導入背景と現場の課題
医療や美容の現場では、カルテの記入や情報整理が営業活動や接客の時間を奪い、業務負担が増大しているという課題がありました。特に、個別対応が求められる顧客に対して、迅速かつ適切なフォローをすることが急務となっています。
これを受けて、Speriaは音声AI技術を活用し、LINE Messaging APIとの統合を実現。業務の自動化と、顧客関係の拡充を同時に行う新しいソリューションを提供しています。
導入実績と評価
2025年6月までの導入実績を見てみると、AIカルテはβ公開から1か月で多くの歯科クリニックやエステサロンに採用されています。業種別では、60%が歯科クリニックで、40%が美容関連となっています。そして、トライアル利用した企業の100%が製品に満足し、正式契約へと切り替えています。特にサポート体制の充実と、そのROI(投資収益率)の高さが評価されています。
AIカルテによって、従来のサブカルテ記入時間が実質ゼロに抑えられ、音声解析を用いて記録から保存、検索までが完全自動化されました。
LINE連携の希有な効果
LINE公式アカウントを介してカルテ情報を基にしたメッセージを配信することで、平均返信率はなんと45%を達成。この数値は、従来のメールやSMSと比べると10倍の結果となります。AIカルテの自動メッセージ生成機能により、施術終了時にカルテ内容が患者一人一人ごとに個別に作成され、簡単にスタッフが配信できるため、業務の負担も大幅に軽減されます。
新機能と今後の展望
さらに、2025年7月以降には新たな機能が次々に追加予定です。売上向上を見込んだレコメンド機能では、過去の施術履歴や来院目的をAIが解析し、適切な物販や追加サービスの提案を自動的に行うことになります。また、カルテ横断分析ダッシュボードにより、顧客の行動やニーズを一目で可視化できるため、販促施策も即座に立案可能です。
ユーザーの声
医療法人栄孝会オレンジ歯科クリニックの院長である八丁裕次氏は「2次カルテの作成をやめられたことで、接客時間が得られ、カルテの品質も高まった」と驚きの声を寄せています。また、患者とのコミュニケーションも円滑になり、高い返信率を維持していると報告しています。「迅速なサポートや新機能の更新が行われ、要求した機能がすぐに対応される点にも感謝している」と述べています。
会社概要
株式会社Speriaは、AIカルテの開発・販売を行い、飲食や美容向けのCRMソリューションを提供しています。2023年に設立され、東京都港区に本社を構えています。代表取締役は仲田真氏です。
公式ウェブサイトは
Speria です。業界の未来を見据えた革新的なソリューションを提供し続けるSperiaに、今後も大いに期待が寄せられています。