朝日塾小学校とカンボジアの子どもたちによる共創プロジェクト

朝日学園朝日塾小学校では、国際的な視野を育むためのユニークな試みが進行中です。学校の探究科チームが中心となり、カンボジアの貧困地域で暮らす子どもたちと協力して絵本制作に取り組む「学校の枠を超えた人たちとの作品づくりプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトは、異なる年代や人種、性別、宗教、さらには障害の有無といった多様性を尊重し、共創することの楽しさや意義を学ぶことを目的としています。

プロジェクトの具体的な内容

朝日塾小学校の5年生たちは、カンボジアの子どもたちに絵を描いてもらい、それを使ってお話を作り、絵本に仕上げるという形式を取ります。この活動を通じて、日本の子どもたちはカンボジアの文化や生活を学ぶ機会を得る一方、カンボジアの子どもたちも日本の言語や文化に興味を持つようになります。プロジェクトは事前の学習を含み、互いの理解を深める重要な手段となっています。

さらに、朝日塾小学校ではこの取り組みを拡張し、他国の子どもたちとの共創、国内の幼稚園児との共同活動、さらにはろうあ者との共創も計画しています。こうした多様な交流を通じて「より良い自分」「より良い学校」「より良い社会」とは何かを探求することが期待されています。

大阪・関西万博との連携

このプロジェクトは、2025年に大阪で開催される国際博覧会、「大阪・関西万博」と深く結びついています。パブロス株式会社は「TEAM EXPO 2025」の共創パートナーとして、朝日塾小学校が行うこの取り組みを支援しています。2025年7月18日には、「TEAM EXPOパビリオン」でプロジェクトの発表と展示が行われる予定です。このイベントでは、朝日塾小学校のチームが探究活動の成果を披露します。