熊本発ブランド「ubusuna」の魅力を探る
熊本を拠点とするファッションブランド「ubusuna」は、2025年の4月23日から29日まで大丸福岡天神店でポップアップストアを開店します。日本の伝統美と土着素材を取り入れた服作りが特徴の同ブランド。その魅力を存分に体感できる機会です。
「ubusuna」とは?
「ubusuna」という名は、古典的な言葉「産土」から由来し、自らの生まれた土地やその土地に宿る神様を意味しています。この名は、土着素材と「侘び寂び」の美意識を基に、現代のデザインへと昇華させた結果、生まれたものです。ubusunaが目指すのは「長く愛され続ける服」。一着一着、丁寧に手作りされた服は、着る人に特別な品格を与えます。
新ライン「SUSA」の登場
今回のポップアップストアでは、新たなライン「SUSA」が発表されます。「IZA」の世界観を引き継ぎつつも、時の流れを超えた新しさを探求したデザインです。古墳の直弧文から着想を得たモノグラムプリントや、阿蘇の色彩に影響を受けた魅力的なカラーパレットが特徴で、これまでにない革新的なスタイルを提案します。
ポップアップ明細
- - 開催期間: 2025年4月23日(水)〜4月29日(火)
- - 営業時間: 10:00 - 19:00
- - 開催場所: 大丸福岡天神店本館 4階 Topic stage(〒810-8717 福岡県福岡市中央区天神1丁目4-1)
Featured Products
ポップアップストアでは、特に注目されるアイテムも展開されます。「ノーカラージャケット」が132,000円(税込)で、ウールとシルクの素材感が際立っています。他にも、ハーフパンツやドルマンシャツなど、多彩なアイテムが紹介されています。
日本人の美徳を再考
最近では、ファストファッションの流行が影響し、服が使い捨ての消費財と見なされることが少なくありません。しかし、ubusunaが大切にしているのは、昔ながらの「物を大切にする心」。日本人は長く着続けることが美徳とされ、仕立て直しや染め直しによって、大切な衣類を世代を超えて受け継いでいます。この心を再認識させてくれるのが、ubusunaの服です。
土着素材と地域性
「産土」の精神を表現するために、ubusunaでは土着素材を重視しています。熊本産の素材である肥後木綿や藍染など、地域のもので作られた服は、伝統の息吹を感じさせます。
和と洋の新たな調和
ubusunaのデザインは和と洋の良さを融合しています。ゆったりとした和風の形状と、洋服の機能性を兼ね備え、着る人によってさまざまな表情を見せます。これを可能にするのは、経験豊富なデザイナーと熟練の職人たちです。
職人との共創
ubusunaは少量生産にこだわる背景には、職人技術や文化の継承が脅かされている現状を変えたいという願いがあります。地域のアイデンティティを大切にし、それを次世代に受け継いでいくブランドとしての意義を持っています。
まとめ
この春、土着の美しさと現代デザインが交錯するubusunaのポップアップストアにぜひ足を運び、独自の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
参考情報
- - ubusunaオフィシャルショップ: 熊本市中央区古川町27-2 UBUSUNAビル2F
- - 営業時間: 13:00 - 18:00(木・金・土)
- - 公式サイト: ubusuna