電通の新プロジェクトでイベント価値が向上
株式会社電通が、メディア企業やエンターテインメントコンテンツのIPホルダー向けに新たなプロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、イベントの価値向上を目指し、各種ソリューションを提供することを目的としています。特に注目されるのが、ブロックチェーン技術を用いた「みんなのあしあと」というデジタルチケットシステムです。この新しい取り組みにより、イベント参加者と運営企業の両方が得られる体験がより豊かになることを期待しています。
背景とプロジェクトの狙い
新型コロナウイルスの影響を受けたイベント業界は、5類移行後に少しずつ回復の兆しを見せています。このような状況の中で、メディア企業とIPホルダーはイベントをマーケティングの重要な機会と捉え、さらなるエンゲージメントを高める必要があります。電通はそのニーズに応える形で、テクノロジーとクリエイティビティを結集した新しいソリューションを開発しています。
新ソリューション「みんなのあしあと」
「みんなのあしあと」は、スシトップとの提携により実現したデジタルチケットです。生活者は、2次元コードを使って手軽にチケットを受け取り、映像や印刷媒体を通じて様々なコンテンツにアクセスできます。このアプローチにより、ユーザーフレンドリーなインターフェースが提供され、好きなコンテンツとシームレスに接続できるようになります。さらに、優先チケットや特別チケットへのアクセスも可能で、ロイヤルティプログラムへの参加の機会も増え、さらなる体験価値の向上を実現します。
データ活用とエンゲージメント向上
「みんなのあしあと」では、スシトップのブロックチェーン技術を駆使して、デジタルチケットの発行や配布、使用履歴の管理が行われます。これにより、参加者のイベント参加情報や推し活のデータを蓄積し、可視化することが可能です。運営企業は、このデータを使ってロイヤルティプログラムの企画を行うことができ、参加者のエンゲージメントを高めるための具体的な戦略を立てることができます。
今後の展望
今後は、複数のイベント間で連携したロイヤルティプログラムや、デジタルチケット所有者向けの新たなイベントやコンテンツの企画・開発も進められる予定です。このような取り組みを通じ、電通は参加者と運営企業双方に新たな価値を提供し、業界全体の持続可能な成長モデルを構築していく方針です。
電通は、この新しいプロジェクトを通じて、メディア企業やエンターテインメント企業とのパートナーシップを強化し、共に成長していくことを目指しています。イベントの価値が向上することで、生活者にとってもより充実した体験が提供されることになるでしょう。