恵比寿の新オフィスがアートで満たされる!
株式会社NOMALが手がける新たなアートプロジェクトが、恵比寿の新オフィスビル「Sreed EBISU +L」にて始まりました。このプロジェクトでは、サッポロ不動産開発が展開する「Sreed」シリーズの一環として、アートディレクションをNOMAL ART COMPANYが担当。4名のアーティストが選出され、彼らの作品がオフィス空間に統合されるという特別な試みが行われます。
アートが働く環境を変える
このプロジェクトの目的は、単なるオフィス空間を超え、創造性やひらめきを生む環境を実現することです。近年、リモートワークが普及する中でオフィスの役割が見直されています。特に、対面のコミュニケーションから生まれるインスピレーションが重視され、オフィスは「働く場所」から「創作と交流の場」へと進化しています。NOMAL ART COMPANYは、アートがビジネスモデルに与える影響を探求し、アーティストの視点から新しいオフィスの形を提唱しています。
アートによる協働の推進
NOMALが描く未来のオフィス像は、ビジネスパーソンとアーティストが友達になれる世界。そのために「恵比寿芸術会議室 by Sreed」のプロジェクトチームを結成し、両者の交流を深めることに力を入れています。このチームでは、アートがビジネスの活性化につながると考えられており、アーティストが空間を彩ることで新たな創造的刺激を提供します。
フィールドリサーチを通じて
プロジェクトの第一歩として、参加アーティストによる恵比寿の街のフィールドリサーチが2025年6月4日に予定されています。このリサーチでは、地域の特性を肌で感じ、実際に働いている人々へのインタビューを通じて、彼らの働く環境や価値観を理解します。得られた洞察はアーティストの作品に反映され、恵比寿を創造性に満ちた空間へと導いていくでしょう。
参加アーティストのプロフィール
本プロジェクトには、さまざまなバックグラウンドを持つ4名のアーティストが参加します。皆、異なるスタイルや視点を持つ中で、共通のテーマを持った彼らの活動が期待されます。
- - 井上 陽子(INOUE YOKO): イラストレーターとして多才な活動を行い、書籍の表紙や店舗のアートワークなど、広範囲にわたって作品を展開。
- - 佐川 友星 (SAGAWA YUSEI): 自然と都会を融合させたアブストラクトなスタイルのライブペインティングで知られるアーティスト。
- - 山代 エンナ(YAMASHIRO ENNA): 人物や風景を描くイラストレーターで、ファッションや広告分野でも活躍。
- - 鷲尾 友公(WASHIO TOMOYUKI): 自身のスタイルで街との関係性を重視した多彩な制作活動。
今後の展開と期待
プロジェクトスケジュールは、2025年のフィールドリサーチを皮切りに、ワーカーとの交流イベントや作品制作が続いていきます。最終的には、11月に「Sreed EBISU +L」が竣工され、その中でアート作品がお披露目される予定です。
新しい働き方の創造
NOMAL ART COMPANYの取り組みは、単にオフィスにアートを導入するだけでなく、アートがビジネスにもたらす可能性を追求しています。この新しい試みは、恵比寿というエリアを「ひらめきの街」に変える一助となることでしょう。アートの持つ力が、今後のビジネス文化に与える影響が楽しみです。