ロサンゼルス・ドジャースと二階堂酒造の新たな関係
2023年10月、二階堂酒造有限会社(本社:大分県)は、メジャーリーグベースボール(MLB)ナショナルリーグ西地区の名門チーム、ロサンゼルス・ドジャースとパートナーシップを結ぶことを発表しました。この契約により、二階堂酒造が誇る「大分むぎ焼酎二階堂」が、ロサンゼルス・ドジャースの公式焼酎として採用されることとなります。
日本の魅力をつなぐ
「二階堂」がドジャースタジアム内の複数のエリアで提供されることになり、観客の皆さんは「ニカソー(ソーダ割り)」「オン・ザ・ロック」「シグネチャーカクテル」など、様々な楽しみ方でこの焼酎を味わうことができます。この取り組みは、ドジャースファンにとっても新鮮な体験となり、日本の文化への理解が深まるきっかけとなるでしょう。
加えて、「二階堂」のデジタル広告が球場内に掲出され、特定の売店では直接「二階堂」を楽しむ機会を増やすことにもつながります。また、シーズン中のいくつかのホームゲームでは、来場者が「二階堂」の味わいを体験できるイベントも実施される予定です。
アメリカ市場での展望
二階堂酒造は、今回のパートナー契約を契機にアメリカ市場での認知度を高め、焼酎を「スピリッツ」として世界に認められるための努力をさらに強化していく考えです。二階堂酒造の8代目当主である二階堂裕一氏は、「ドジャースの公式焼酎として新たに仲間入りできたことを光栄に思います。世界的なスポーツの舞台で日本の国民酒を広めることができるのは特別な体験です」と、その意義を強調しています。
ドジャースのブランド力
ロサンゼルス・ドジャースは、その長い歴史の中で、世界的に名高いスポーツチームとして君臨しています。1890年にブルックリンで創設され、ワールドシリーズ優勝8回、ナショナルリーグ優勝25回という輝かしい戦績を持ち、地域社会とも密接な関係を築いています。ファン体験の質を重視し、様々なイベントを通じて地域との繋がりを強化しています。
このパートナーシップの背景には、ドジャースが日本の文化を積極的に受け入れてきた歴史があります。ドジャースと二階堂酒造との関係は、今後もファンとの交流を深める重要な要素となることでしょう。
結論
このパートナーシップ契約は、二階堂酒造にとっての新たな挑戦であり、ロサンゼルス・ドジャースとの関係がどのように発展していくのか、多くの人々が注目しています。日本の焼酎を世界に広める一歩として、このコラボレーションによって生まれる新たな文化が根付くことを期待しています。