ChillStackとラクスが連携、経費精算の未来を拓く
株式会社ChillStackが、経費精算分野で新たなシナジーを生むべく株式会社ラクスと販売戦略パートナーとしての連携を発表しました。このパートナーシップにより、ChillStackの高精度な不正経費自動検知クラウド「Stena Expense」とラクスの経費精算システム「楽楽精算」とのAPI連携が実現されます。また、ラクスは「Stena Expense」の取次販売を行うことにより、企業のガバナンス強化と経理業務の生産性向上に貢献します。
経費管理の新たな課題
近年、働き方改革や新型コロナウイルスの影響で、企業のデジタル化が加速しています。リモートワークの普及に伴い、従業員の経費利用状況のマネジメントが困難になり、意図しない不正や不備のリスクも増大しているのが現状です。特に、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応が求められる中で、経理・財務担当者や経費申請者、承認者の業務負荷も増加しています。
これらの課題解決を目的に、ChillStackとラクスは連携を開始しました。両社が持つ技術を活かすことで、「Stena Expense」と「楽楽精算」のAPI連携を行い、経費利用時の不正や間違いを事前に防ぐ仕組みを構築します。
API連携の優れた機能
API連携では、ラクスの「楽楽精算」に蓄積される経費精算データが自動的に「Stena Expense」へ連携されます。これにより、従来必要だった手動での出力・入力作業が不要となり、経理担当者の業務負荷が大幅に軽減されます。時間が取りやすくなったことで、より重要な業務に注力できるようになります。さらに、「Stena Expense」のダッシュボードを使用することで、AIによる不正や不備の疑いがある申請を効率的に特定・管理することが可能です。
経費精算システム「楽楽精算」とは
「楽楽精算」は、交通費や旅費、出張費を含むすべての経費処理をクラウドで一元管理できるシステムです。このシステムの導入により、社員の申請から上司の承認、経理担当者の精算処理までの一連の流れが電子化されるため、業務効率化と人的ミスの低減が実現します。現時点で累計導入社数は18,000社を突破しており、多くの企業がその恩恵を受けています。
【楽楽精算の製品サイト】
https://www.rakurakuseisan.jp/
両社のプロフィール
株式会社ラクス
- - 本社所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5リンクスクエア新宿
- - 設立: 2000年11月1日
- - 資本金: 3億7,837万円
- - 代表者: 中村 崇則
- - 事業内容: クラウドサービス事業
- - 会社HP: https://www.rakus.co.jp/
株式会社ChillStack
AIによる経理業務のDX推進
「Stena Expense」は、企業の経費申請・承認データを基に、不正検知AIが自動で不正や異常な利用を探し出すシステムです。従来の経費精算システムと併用でき、二重申請や交通費の水増しなどの不正を検出します。さらに、AI技術をใช้することで申請履歴を徹底的に分析し、不適切な経費利用を迅速に特定します。
主な特徴:
1. 経費の承認業務を維持しつつ、全データを時系列に処理。
2. 申請履歴や傾向を元に経費利用の妥当性を確認。
3. 不正と異常の原因が明確に表示され、分かりやすい。
4. 経理部門と業務部門の両方で簡単に利用可能なWeb UI。
最後に
ChillStackとラクスの提携は、経費精算の新たな局面を迎える第一歩となります。今後も両社は、企業の持続可能な成長をサポートするため、AI技術を駆使したサービスを提供し続けていきます。