展覧会キャラ誕生
2025-07-08 16:00:23

親しみやすいキャラクター“ももわら”が登場!よりみち展を盛り上げる

よりみち展の新マスコット“ももわら”が決定!



2025年7月19日、福島県の諸橋近代美術館にて開幕する展覧会「よりみち展 ~美術のみかたが広がるよもやま話~」。この展覧会の新たなマスコットキャラクター“ももわら”が、公式にその名が発表されました。キャラクター名はソーシャルメディアXで行われた募集から選ばれたもので、様々なアイデアの中から光を浴びた存在となりました。

“ももわら”の誕生の背景



“ももわら”は、著名な画家アルフレッド・シスレーの1895年の作品《積み藁(つみわら)》に影響を受けて生まれました。この作品は、風景画において愛されるモチーフとして、多くのアーティストに引用されてきました。シスレーが描いた「積み藁」は、その優しい色合いや可愛らしい姿で多くの人々を魅了しています。

館内のスタッフが自らの手で制作したキャラクターが、観覧者に親しみやすくアートの世界をナビゲートする役割を果たすことになります。展覧会期間中、“ももわら”は作品に関する豆知識を紹介したり、来場者に作品の見る視点を下支えする役割を担います。これにより、美術作品に対する理解を深め、鑑賞の楽しさを広げることが期待されています。

「よりみち展」の新しい楽しみ方



「よりみち展」は、章立てのテーマや見出しがない、自由な展示形式を採用しています。訪れた人々は、美術作品と心ゆくまで触れ合うことができるように設計されています。来場者は、好きな作品に何度でも立ち寄り楽しむことができる、まさに“よりみち”体験を提供する展覧会です。

展覧会の見どころ



さまざまなテーマが交差する「よりみち展」では、以下のような作品が紹介されます。
  • - 美術史によりみち:18世紀以降の自然風景に関する議論や、印象派の画家たちの影響を受けた新たな美の基準。
- 例:ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル=ダヴレーの池(洗濯女たちと水飼場に来る馬)》1847年
  • - 人物によりみち:エコール・ド・パリの画家ジュール・パスキンの作品の裏にある孤独感やその私生活について。
- 例:ジュール・パスキン《帽子を持つ少女》1924年
  • - 技法によりみち:サルバドール・ダリとフィリップ・ハルスマンによる共演の作品とその制作過程。
- 例:フィリップ・ハルスマン《官能的な死》1951年

このように、多様な視点から美術を楽しむことができる展覧会に、“ももわら”が一層の彩りを加えます。

展覧会の基本情報


よりみち展の概要


  • - 会期:2025年7月19日(土)~11月9日(日)
  • - 休館日:2025年9月17日(水)
  • - 会場:諸橋近代美術館 (福島県耶麻郡北塩原村桧原剣ヶ峯1093-23)
  • - 観覧料:一般 1,300円/高校・大学生 500円/中学生以下 無料(常設展示も含む)
  • - 時間:9時30分~17時00分(入館は閉館時刻の30分前まで)
  • - 公式サイトここをクリック

この新しい展覧会に是非足を運び、マスコットキャラクター“ももわら”とともに、より深い美術の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
公益財団法人諸橋近代美術館
住所
電話番号

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