PTSが複数のビットコインマイニング企業と提携、未来の金融を切り拓く戦略発表

Pivotal Trend Service、ビットコインマイニング企業と提携

2025年8月20日、横浜を拠点とするPivotal Trend Service株式会社（PTS）は、複数の影響力あるビットコインマイニング企業と長期的な戦略提携契約および覚書（MOU）を締結したことを明らかにしました。この提携は、PTSが進める規制遵守型で持続可能なビットコイン参加モデルの実現への重要なステップとなります。

提携の重要性

今回の提携により、PTSは性能の高いインフラストラクチャを構築し、信頼できる運用を確保することを目指しています。特に、電気通信グレードのサービスレベル保証（SLA）を導入することにより、高い可用性と性能基準を契約に盛り込むことが可能になり、信頼性を大幅に向上させることが期待されています。

クロスマーケット型の供給枠組み

さらに、3年間にわたって相場の変動に左右されない中長期的なハッシュレート供給の枠組みも構築されます。これにより、PTSは安定したマイニング基盤を確保し、今後の成長を支える仕組みを導入していくことになるでしょう。

合規型商品「PMN」

新たに投入される合規型商品「PMN（Pivotal Mining Note）」は、マイニングから得られた全てのハッシュレートを裏付けとして持つ、長期的かつ積立型のビットコイン収益トークンです。この商品は米国の証券法に準拠しており、機関投資家をターゲットとして提供されます。PTSはマイニング業務の複雑さを克服し、誰もが参加できるような「参加型ビットコイン金融」を実現しようとしています。