伊勢遺跡とマインクラフトが融合する新しい体験講座
小学校高学年向けの新しいプログラミング講座が、歴史と最新のテクノロジーを融合させた形で開催されます。この講座の特徴は、国史跡の伊勢遺跡をテーマにしたマインクラフトプログラミングセッションであり、参加者は2日間にわたり、実在する歴史的建物を仮想空間で再現する楽しみを体験します。
講座の概要
伊勢遺跡は古代の「弥生の王国」を象徴する場所であり、大型の祭殿や方形区画が存在します。このような特異な空間を基に、参加者たちはマインクラフトエデュケーションを使ってプログラミングを学びます。1日目には、実際に祭殿を1基ずつ作成し、2日目にはその祭殿を自分たちの創造力で飾りつける作業が行われます。
過去の参加者の様子
参加者は自分だけの祭殿を作成すべく、プログラミングに挑戦します。自身の手で仮想の建物を作るこの講座は、学びながらも楽しめるユニークな内容です。
1日目のプログラム
1日目は「伊勢遺跡を知ろう」と「祭殿を創ってみよう」という2つのセッションがあります。伊勢遺跡の歴史的背景を学んだ後、参加者はその知識をもとに祭殿を作り上げます。
2日目のプログラム
2日目には、参加者が1日目に作成した祭殿を自由に装飾していく作業が行われます。各自が思い描く創造をもとに、個性的な祭殿が誕生することでしょう。そして、最終的には自分たちが作った祭殿を発表します。このような発表の場が設けられることで、自信や達成感を得ることができます。
参加者の作品展示
講座終了後、参加者が作成した祭殿のデータは、円周上に配置される形式で1つのデータに統合されます。この展示は伊勢遺跡史跡公園のほか、市内のさまざまな施設で行われる予定です。これにより、参加者の努力の成果を多くの人々に見てもらう貴重な機会が生まれます。
講座の詳細
この特別な体験は、令和7年7月26日から27日の2日間、伊勢遺跡史跡公園の遺構展示施設で行われます。参加資格は市内在住または在学の小学校4年生から6年生の親子15組です。この機会にぜひ、古代の文化に触れ、未来の可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
伊勢遺跡の歴史を学びながら、プログラミングのスキルアップを目指すこの講座に参加することで、あなたの子どもたちに新たな刺激を提供できるでしょう。