純藍の藍ポリフェノールに新たな健康効果!潰瘍性大腸炎モデルマウスで抗炎症作用を確認

純藍の藍ポリフェノール、潰瘍性大腸炎への効果を実証



古来より日本の伝統色として親しまれてきた藍。近年では、その健康効果への注目が集まっています。この度、健康食品会社である純藍株式会社が販売する商品に含まれる純藍ポリフェノールに、新たな健康効果が確認されました。

純藍社のグループ会社である寿製菓株式会社は、2013年より島根大学と共同で藍の機能性に関する研究を行ってきました。その成果として、デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)で誘発した潰瘍性大腸炎モデルマウスにおいて、藍フラボノイドが抗炎症作用を示すことが明らかになったのです。

この画期的な研究成果は、国際的な医学誌『Journal of Pharmaceutical and Biomedical Analysis』に掲載されました。論文では、藍の葉に含まれる特定のフラボノイドとそのアグリコンの抗炎症作用とバイオアベイラビリティ(生体利用能)について詳細に分析されています。研究チームは、マウスモデルを用いた実験で、藍フラボノイドが潰瘍性大腸炎の症状を軽減することを確認しました。

藍の可能性:伝統と科学の融合



藍は古くから、日本人の健康や美容に役立つ素材として利用されてきました。近年、純藍社グループによる研究により、藍に含まれる新たなポリフェノールが発見され、その健康機能が改めて注目されています。

今回の研究成果は、藍の健康機能性を科学的に裏付ける重要な発見です。単なる染料としてだけでなく、健康維持に役立つ食材としての可能性を大きく広げるものと言えるでしょう。

純藍社は、「藍の素晴らしさを世界中に広める」というミッションを掲げ、今後も独自の製品開発やプライベートブランド商品の開発に力を入れていくと発表しています。

研究の背景と今後の展望



寿製菓株式会社と島根大学による長年の共同研究が実を結び、この素晴らしい成果が得られました。研究チームは、藍の成分分析、作用機序の解明、そして臨床応用に向けた研究を継続していく予定です。

この研究は、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法開発に貢献する可能性を秘めています。将来的には、藍を有効成分とした新たな治療薬や健康食品の開発に繋がることも期待されます。

純藍株式会社について



純藍株式会社は、東証一部上場企業である寿スピリッツ株式会社の完全子会社として2014年9月に設立されました。藍を原料とした健康食品の開発・販売を通して、人々の健康に貢献することを目指しています。

まとめ



純藍社の研究により、藍ポリフェノールに新たな健康効果が確認されました。これは、藍の伝統的な利用価値に加え、科学的な裏付けに基づく新たな可能性を示唆するものです。今後の研究展開と、純藍社の更なる活躍に期待が高まります。

会社情報

会社名
純藍株式会社
住所
東京都港区北青山1丁目2番7号コウヅキキャピタルイースト7階
電話番号

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