JR東日本、国連グローバル・コンパクトへの参加を決定し持続可能性を推進

JR東日本、国連グローバル・コンパクトへの参加

東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本）は、2024年8月13日付けで国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト」（UNGC）への署名を行ったことを発表しました。これにより、JR東日本グループは公式にUNGCの参加企業として登録されました。グループでは、一体となって持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していく方針です。

国連グローバル・コンパクトの意義

UNGCは、持続可能なグローバル社会の構築を目的とした、国連と民間企業が手を結ぶ世界最大のサステナビリティイニシアチブです。このイニシアティブでは、各企業や団体が社会的責任を果たしつつ、自発的に行動し、持続可能な成長を目指すことが期待されています。UNGCに署名する企業は、人権の尊重、不当労働の排除、環境保護、腐敗の防止の4つの分野において、10の原則を遵守することが求められています。

UNGCの10の原則

1. 人権の尊重：国際的な人権規範を重視し、前向きな影響を与えること。
2. 労働基準の遵守：労働者の権利を守り、不当労働を排除すること。
3. 環境保護：持続可能な環境のための配慮を行うこと。
4. 腐敗防止：企業活動における腐敗の防止に努めること。
5. 社会の信頼性を高める：良識あるビジネス慣行を促進すること。
6. 知識・技術の共有：他者との協力を通じて持続可能な成長を支えること。
7. 環境に優しい製品の提供：持続可能な製品やサービスを開発すること。
8. 組織の透明性：企業活動の透明性を保つこと。
9. 地元コミュニティへの貢献：地域社会の発展に寄与すること。
10. 持続的な経済成長の促進：社会全体が恩恵を受ける経済成長を目指すこと。

このような原則に基づいて、JR東日本グループは持続可能な社会の実現に向けたさまざまな活動に取り組んでいきます。また、同社の取り組みの詳細については「JR東日本グループレポート2024」で公開されています。興味がある方は、こちらからご覧ください。

今後もJR東日本は、持続可能な未来に向けての実践を続け、多くの人々に信頼される企業として成長していくことを目指します。