地域に根ざした学びの新しいかたち、保育園留学がダブル受賞！

こども主役の新しい学びの形、保育園留学

2025年12月9日、株式会社キッチハイクが提供する「保育園留学」が、内閣総理大臣と閣僚が参加する第5回日本サービス大賞で優秀賞と審査員特別賞を受賞しました。これは、地域に密着したユニークな教育モデルが高く評価された証です。

日本サービス大賞とは

この賞は、公益財団法人日本生産性本部が主催し、革新的で高品質なサービスを表彰するものです。今回は768件の応募があり、33件が選ばれました。その中で、「保育園留学」は特に注目を集め、2つの名誉ある賞を手にしました。

「保育園留学」とは

保育園留学は、家族で地域に滞在し、子どもが保育園に通うことができる新しい形の教育プログラムです。主に北海道厚沢部町で始まりましたが、現在では全国約70地域に広がっています。このプログラムでは、AI時代に求められる非認知能力を育むために、子どもたちに自然環境や異文化交流の機会を提供します。また、参加する家族にも新たなライフスタイルの選択肢を与えています。

評価ポイント

今回の受賞理由として、「子ども・親・地域に元気と希望をもたらす三方よしの仕組みの創り込み」、「留学経験者による新たな子育て文化の醸成」、「過疎地域の課題解決に寄与するモデルとしての可能性」などが挙げられます。

代表コメント

代表取締役CEOの山本雅也氏は「全国の地域や保育園、ご参加くださった家族に心から感謝しています。この受賞は皆さんと共に築き上げてきた成果です」と述べています。彼は、保育園留学の経験を通じて、地域との結びつきを大切にしつつ、新たな挑戦を続けていく意向を示しました。

一方、取締役CRROの川上真生子氏も自らの経験を踏まえ、「子育てと仕事を両立できる新たな組織づくりを進めていきたい」との意気込みを表明しました。彼女は、次世代のリーダーとして、子育て支援や柔軟な働き方を促進するプロジェクトにも取り組んでいます。

今後の展開

キッチハイクはこの受賞を契機に、全国の自治体との連携強化とともに、新しい「地域支社」構想の推進や企業向けの子育て支援コンサルティングに注力する計画です。地域との協力を深め、持続可能な地域モデルを育むことを目指して、様々な取り組みを進めていく予定です。

教育の未来を見据えて

キッチハイクは、非認知能力の育成に特化した教育価値の強化を進めており、「Lifelong Gift」という新たなコンセプトを取り入れています。このような新しい発想は、こどもたちの未来の可能性をより広げるための重要な要素です。教育や育児に関心のあるメディアや企業とのコラボレーションも期待されています。