農業と食に関する新しい風を吹き込む大会
大学生の発表が注目されている「アグリカルチャーコンペティション2024」が、いよいよオンラインで開催されます。この大会は、日本の農業、食、地域、そしてJA(農業協同組合)に関連するさまざまな問題に対する学生たちの研究成果を発表し、評価する場です。
大会の背景
2017年にスタートしたアグコンは、国内食料自給率の低下や、地域の過疎化、高齢化といった課題を抱える日本の農業に対して、若い世代が自分の問題として真剣に考える機会を提供しています。日本の未来を担う大学生たちが、農業や食の問題に正面から取り組むことで、新しい視点や解決策が生まれることを期待しています。
参加チームと研究分野
今年の大会には、全国から18の大学が参加し、学術的研究分野では34チーム、実践的研究分野では17チームがエントリーしました。合計で51チームが集結し、それぞれの分野で優れた研究成果を発表します。特に、学術的なアプローチと実践的なアプローチの両方からの解決策がどのように示されるかが、今年の見どころです。
審査と結果発表
「アグリカルチャーコンペティション2024」は、11月1日から11月8日までの間に、各チームから提出されたプレゼンテーション動画をもとに予選が行われます。その後、予選上位の学術的分野8チーム、実践的分野4チームが決勝に進出します。決勝の結果は、11月25日に大会公式サイトで発表されますので、ぜひご注目ください。
大会の観覧方法と取材申請
当日は、オンラインプラットフォームZoomを利用して、全てのプレゼンテーションを視聴できる機会があります。ただし、取材に関しては決勝翌日以降に、最優秀賞受賞チームへの取材が可能となりますので、興味のある方は事前にお申込みをおすすめします。
大会の意義
アグコンは、若者たちが日本の農業や食に対する興味や関心を深め、社会的な意識を高める重要な場です。農業は単なる生産活動ではなく、地域の文化や未来にも深く関わっています。今後の日本が直面する課題に対して、学生たちのユニークな視点から提案される新しいアイデアや解決策に期待がかかります。若い世代が真剣に考える農業の姿を、皆さまもぜひご覧ください。
大会の詳細については公式サイト(
アグリカルチャーコンペティション)をご確認ください。