世界へ日本の古着とアウトドア用品を披露する新拠点「ZenPlus」

日本の古着とアウトドア用品を世界へ！

株式会社MODEST LORDが新たに導入した越境ECモール「ZenPlus」を通じて、日本の古着やアウトドア用品の海外への販売が本格スタートしました。これにより、品質の高い商品が世界中の消費者に届けられるチャンスが広がります。

株式会社MODEST LORDの挑戦とは

宮城県仙台市に位置する株式会社MODEST LORDは、長年にわたり日本の古着を取り扱ってきました。国内外でその品質の高さが評価されており、最近では「山エコ」というリユース事業にも取り組んでいます。アウトドア用品の需要も高まる中、MODEST LORDは本格的な越境販売に興味を持ちつつも、その実現にはさまざまな課題が存在しました。

特に、商品の輸送や顧客対応、決済処理といった点は、越境販売を試みる上での大きなハードルとなっていました。しかし、同業者から「越境販売で成功を収めている」という声を聞いたことで、海外市場への可能性が再確認され、ZenPlusの導入に踏み切る決断がなされました。

ZenPlusの機能とメリット

「ZenPlus」は、19言語に対応し、181の国と地域への販売をサポートしています。出店する際に面倒な手続きや初期費用は一切必要なく、商品を登録すればすぐに販売が開始できます。また、出品料は売上の10％のみで、月額費用や決済手数料はかかりません。出品者は商品を国内倉庫に発送するだけで、海外への配送や顧客からの問い合わせはZenPlusが代行するため、負担が大幅に軽減されるのも大きな魅力です。

海外市場への期待

株式会社MODEST LORDは、古着だけでなくアウトドア用品の2次流通市場にも注力しています。国内市場でキャンプ用品の需要が緩やかに推移する中、特にタイや中国をはじめとする海外では、日本製の高品質なアウトドア用品への需要が急速に拡大しています。それにともない、ZenPlusを通じて、日本製のテントや調理器具が現地で高評価を受けることが期待されています。

「私たちの目標は、高品質なアウトドア用品モデルをリリースし、海外市場での販売機会を創出することです」と、代表取締役の金澤貴史氏はコメントしています。「ZenPlusの導入により、これまでの課題を克服し、新たなチャレンジに注力できる環境が整いました。」

未来に向けて

今後、株式会社MODEST LORDは「山エコ」を軸に、古着やアウトドア用品のリユース文化を国内外で更に広めていく計画です。越境ECの展開を通じ、多様な文化や消費者ニーズに応えていく姿勢で、自社の持つ商品価値を最大化していくことを目指しています。また、アウトドア業界全体の活性化にも貢献することを目指しており、新たな流通経路の開拓に取り組んでいく考えです。