ホットリンクグループのNonagon Capital、出資先のONE株式会社が「BeMatch.」で2億円の資金調達を完了
SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンクは、同社のグループ企業であるNonagon Capitalが出資するONE株式会社が、プレシリーズAラウンドで2億円の資金調達を実施したことを発表しました。今回の資金調達では、グリーベンチャーズ株式会社がリードインベスターを務めました。
ONE株式会社は、NFTのオリジナルグッズ購入サービス「Super NFT Products」や、海外アプリの日本市場展開支援コンサルティング事業「+81」などを提供してきました。2023年12月にリリースした「BeMatch.」は、写真共有アプリ「BeReal.」を交換して新しい友だちを見つけることができるアプリです。10代から20代前半の若い世代をターゲットとし、BeReal.の写真を通じたリアルなつながりを形成するプラットフォームとして注目されています。
「BeMatch.」はリリース後わずか2週間でApp Storeで4位にランクインするなど、大きな注目を集めています。アプリ内では3.8億回以上のスワイプ、600万回以上のマッチ、1,000万通以上のメッセージが記録されており、TikTokでの関連動画は4,000万回以上の再生回数を記録するなど、急速に拡大しています。
Nonagon Capitalは、「BeMatch.」がグローバルでメジャーなZ世代向けのコミュニケーションアプリになるよう、引き続きサポートしていくことを表明しています。
「BeMatch.」が提供する新しいコミュニケーション体験
「BeMatch.」は、写真共有アプリ「BeReal.」を交換して、新しい友だちを見つけることができる画期的なアプリです。従来のマッチングアプリとは異なり、ユーザーはBeReal.の写真を通じて相手の人物像や生活を垣間見ることができます。これは、写真を通じてリアルなつながりを築くことを目指す「BeMatch.」ならではの機能です。
「BeMatch.」は、従来のSNSでは得られないリアルなコミュニケーション体験を提供することで、Z世代のユーザーから高い支持を得ています。今後、グローバルでの展開も視野に入れ、さらに多くのユーザーを獲得していくことが期待されます。
ホットリンクグループのWeb3戦略
ホットリンクグループは、今回の資金調達を通じて、Web3分野への投資を積極的に推進していく姿勢を示しました。同社は、データ分析・活用力を活かしてWeb3分野のインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
今回の「BeMatch.」への投資は、ホットリンクグループがWeb3分野において積極的に新たな事業を創出し、社会に貢献していくという強い意志の表れと言えるでしょう。
まとめ
ホットリンクグループが出資するONE株式会社が開発した「BeMatch.」は、BeReal.の写真を通してリアルなつながりを築ける新しいコミュニケーションアプリとして、注目を集めています。今回の資金調達を機に、更なる成長が期待されます。今後、ホットリンクグループがWeb3分野においてどのような事業展開をしていくのか、注目が集まります。