ピーステック・アワード2025のファイナリスト企業発表
5月19日(月)に東京都渋谷で開催される「第1回ピーステック・アワード2025」のファイナリスト企業10社が発表されました。このアワードは、テクノロジーを用いて平和を阻害する社会課題を解決するスタートアップを称えるプロジェクトで、環境や危機管理に特化した企業が選ばれています。
イベントの概要
開催日時は2025年5月19日、場所はSHIBUYA QWS(東京都渋谷区)。主催はピーステック・アワード実行委員会で、独立行政法人国際協力機構(JICA)が後援しています。アワード当日はファイナリストによる最終審査ピッチが行われ、選ばれた企業はグランプリおよび部門賞を受賞します。
ファイナリスト企業一覧
アワードには、2つの部門で選ばれた10社が参加します。まずは危機管理部門から、以下の4社がファイナリストに選出されました。
危機管理部門
- - WOTA株式会社: 水問題の解決に挑む企業。
- - サグリ株式会社: 衛星データと人工知能を活用した持続可能な農業。
- - 株式会社Spectee: 発生から1分で危機を可視化するサービス。
- - 株式会社天地人: 宇宙技術を通じた地球支援プロジェクト。
次に、積極的平和部門のファイナリストは以下の6社です。
積極的平和部門
- - EFポリマー株式会社: 環境に優しい有機素材を提供。
- - インスタリム株式会社: 3Dプリント義足を提供し、平和の実現へ。
- - 株式会社エアロネクスト: 次世代ドローン技術を持つ企業。
- - 株式会社Dotsfor: デジタルディバイドをキャンペーン。
- - 株式会社デジリハ: 障害に左右されない未来を提供。
- - 日本植物燃料株式会社: 平和工学を専門とする企業。
これらの企業は、平和を実現するためにテクノロジーを駆使し、それぞれの領域で新たな課題解決に挑んでいます。
審査員とパネリスト
アワードでは、様々な背景を持つ専門家が審査員やパネリストとして参加します。審査員には、JICAの大井氏や、株式会社SDGインパクトジャパンの小木曽氏などが名を連ねており、高い専門性が期待されます。
ピーステックの意義
このアワードは、単なる競技会ではなく、平和を阻害する構造的な問題に対する意識を高めることを目的としています。ピーステックは、世界中の社会課題に対して新たなビジネスモデルを持ち込み、持続可能な未来の実現を図っています。特に、日本でのピーステックの取り組みは、グローバルな市場においても認められるべく進化しており、その成果を世界へ発信していくことが求められています。
参加方法と詳細
参加希望者は、特設サイトから観覧申し込みを行うことが可能です。先着50名の枠が用意されていますので、早めの登録をお勧めします。5月19日、渋谷で未来を担う企業の熱いプレゼンテーションを是非体感してください。
このアワードは、単なる技術力の競争を超え、平和という大きなテーマに向かって、共に進化する企業の姿を提案しています。これからの社会に必要な「平和技術」を育むために、多くの方々の参加が期待されます。