新しい緑の空間
2025-02-21 18:21:24

福岡の新たなオアシス、ONE FUKUOKA BLDG.の緑化計画

ONE FUKUOKA BLDG.の植栽計画



福岡の中心地に新たに誕生するONE FUKUOKA BLDG.は、さまざまな植栽計画を取り入れた「URBAN OASIS 『Greenful』」をテーマにした魅力的な空間を提供します。西日本鉄道㈱が手がけるこのプロジェクトは、来訪者やオフィスで働く人々に品質の高いWell-beingをもたらし、都会の喧騒の中でも感じることのできる季節感を大切にしています。

緑の魅力



ONE FUKUOKA BLDG.内外には、約30種類、160本以上の樹木が設置され、豊かな緑が演出されます。この取り組みは、福岡市が推進する「一人一花運動」や「都心の森1万本プロジェクト」とも連携し、地域活性化や環境の道筋を整える重要な要素となります。

四つの角に散りばめられた緑



  • - 北西角では、ニコライ・バーグマン氏が手掛ける壁面緑化とアート作品があり、天神交差点の花壇が生まれ変わります。
  • - 北東角には、街路樹とのつながりを考慮したホルトノキが植えられ、明治通りと因幡町通りを結ぶ役割を果たします。
  • - 南西角では、レアンドロ・エルリッヒ氏の現代アート『Pixel Tree』が目印となり、福博であい通りにはケヤキが登場します。
  • - 南東角に位置するシンボルツリー、阿蘇産ケヤキは約14mの高さで、夏には涼しげな木陰を提供します。

植栽デザインの考え方



「創造交差点」という開発コンセプトに基づく三つのデザイン(URBAN ROOF、URBAN GRID、URBAN OASIS)の中に位置付けられています。隣接する天神中央公園やアクロス福岡とつながる緑の軸という意味でも、来訪者やオフィスワーカーの健康を促進するオアシス空間を形成することを目的としています。

育まれた植物たち



天神のビルにおいても、低層から中層階までに様々な植栽が施され、特に1階にはニコライ・バーグマンの「Future Bloom」という作品が飾られます。また、ホテル専有部でも緑が感じられる中庭が広がっており、訪れる人々に心地よさを提供します。夜間になるとライトアップされ、幻想的な空間を楽しむことができます。

植栽の特徴


地域の生物や植生に配慮した在来種を主体にした植栽計画で、四季ごとの変化を楽しむことができます。ミモザ、シャクナゲ、イロハモミジなどの樹木や、アガパンサス、ブーゲンビリアといった花々も彩を添え、訪れる人々に視覚的な楽しさを提供しています。

福岡が抱えるビジョン



天神ビッグバンプロジェクトは、新たな空間創出を目指しており、民間ビルの建替えを推進して、地域の魅力を引き上げる試みです。市民や企業と共に、花や緑を育て、まちの活性化を図ることが重要です。また、地域コミュニティを強化し、より豊かな生活環境を提供するために、「花による共創のまちづくり」を進めています。

統合された取り組みによって、住みやすい美しい都市の形成が期待されています。ONE FUKUOKA BLDG.はその象徴的な存在となり、緑豊かな未来を育てていくことでしょう。


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会社情報

会社名
西日本鉄道株式会社
住所
福岡県福岡市博多区博多駅前3-5-7博多センタービル
電話番号
092-734-1217

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