エバーシステムが目指すブロックチェーン革命
エバーシステム株式会社が、元ConsenSysのMaricondo氏とIOST財団の太田氏を社外アドバイザーに迎え、ブロックチェーン技術の社会実装を促進する新たなステージに突入しました。この人事は、ブロックチェーン技術の国内外における事業強化や新たなプロジェクトの立ち上げを視野に入れたものです。
ブロックチェーン技術の基礎教育
エバーシステムは、IOST財団とともに2018年から日本国内の大学で継続的にワークショップを開催してきました。これまでに国立工業大学を含む5つの教育機関で150名を超える学生に対し、ブロックチェーン技術の基本的な知識を無償で提供してきた実績を持っています。これらの活動は、「ブロックチェーン無償教育プログラム」として発展し、多くの学生にその技術を広めることに寄与してきました。
ホスピタリティ業界との連携
さらに、エバーシステムはスイスのレ・ロッシュ大学が主催する「FUTURE OF HOSPITALITY SUMMIT」にも参加しました。このサミットは、ホスピタリティのテクノロジーとイノベーションに関するもので、IOST財団の無償教育プログラムのパートナーシップを背景に、エバーシステムが教育界との強いつながりを持つことを示しています。
新たなビジネス戦略の開始
エバーシステムは、経営陣を刷新し、これまでの研究開発の知見をもとに社会実装へと進むための戦略を練っています。この過程において、グローバルな事業経験とブロックチェーン教育の実績を持つ二名がアドバイザーとして新たに加わり、彼らの専門知識を活かしていく方針です。
Jim Maricondo氏の経歴
Jim Maricondo氏は、スタンフォード大学でコンピュータサイエンスを学び、多くのテクノロジー企業での経験を積んできました。特に、ConsenSysにて日本マーケット向けの提携を進め、多くのブロックチェーンプロジェクトに関与してきました。現在はWave Financialで新規事業開発を行い、顧客ベースとコミュニティを拡大するための活動に従事しています。
太田真氏の背景
太田真氏は、LES ROCHESでホスピタリティ管理を学び、様々な国でのホスピタリティ業界に従事してきました。特に、日本Oracleで数々のプロジェクトをリードしてきた経験を持ち、今後エバーシステムにおいてもその知識が存分に活かされるでしょう。
ブロックチェーン開発の先駆者
エバーシステムはIOSTプラットフォームでのDapp開発においても先駆者的な存在です。2019年1月に開始されたIOSTプレメインネットにおいて、初期の段階からエコシステムの一部として参加し、Dappゲーム「クリプトニンジャ」をリリースしました。このゲームの特徴は、プレイごとにマイニングコストが発生しないことです。
代表の和田は、これによりユーザーの利便性が大きく向上したと述べ、この成功を次世代ブロックチェーンゲーム開発に繋げていくことを目指しています。
IOSTの特長
IOSTはトランザクション処理の高速性を大きな特長としており、他のプラットフォームよりも短時間で結果を反映させることができます。この柔軟性と高速性が、開発者にとっての大きな魅力となっており、さらにセキュアなプログラムの構築を可能にしています。
企業の紹介
- - Wave Financial LLC: 投資と資産管理、事業開発のコンサルティングを提供し、デジタル資産エコシステムを促進します。 (公式サイト)
- - IOST/IOSチア断財団: 高速TPSを実現するブロックチェーンインフラを開発しており、最も分散化された安定したネットワークを提供しています。 (公式サイト)
- - エバーシステム株式会社: ブロックチェーンアプリケーションの開発をおこなっており、多様な技術を駆使して新たなエコシステムの構築に取り組んでいます。 (公式サイト)