リブロファズ®の新承認
2026-09-16 16:14:13

リブロファズ®、EGFR阻害療法として4週に1回投与の新承認を取得

新たな治療の承認



リブロファズ®配合皮下注が、EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異陽性の進行・再発非小細胞肺癌(NSCLC)に対する治療として、4週ごとの投与が日本で新たに承認されました。この新しい用法は、従来の2週間ごとの投与に代わり、患者の通院回数を減少させることが期待されています。

リブロファズ®の特徴



リブロファズ®は、アミバンタマブと呼ばれるEGFR及びMETを標的とした治療薬にヒアルロニダーゼを配合しており、皮下投与による簡便さが特徴です。これにより、患者さんは短時間で治療を受けることができ、通院にかかる時間が短縮されるため生活の質(QOL)が向上することが期待されています。特に、整形外科のDanny Nguyen医師は「この治療法が患者さんの利便性を高める」と述べており、有効性を損なうことなく通院頻度を大幅に減らせる点が評価されています。

知見とデータ



新たに承認された4週ごとの投与によって、リブロファズ®の有効性と安全性が確認されました。これにより従来の2週ごとの投与と比較して、治療中に生じる有害事象は同等であることが示されています。たとえば、投与関連の反応の発生率は4週ごとの場合が12%、2週ごとの場合が13%と差が見られません。また、血栓症の発生リスクも低下しており、39%から13%に減少することで、患者にとって安心できる治療環境が提供されます。

MARIPOSA試験の成果



さらにMARIPOSA試験では、アミバンタマブと他の治療法との併用療法が運用され、特に重要なデータが得られました。EGFR遺伝子変異を有する患者さんにおいて、併用療法がオシメルチニブ単体療法よりも耐性を持つ患者が少ないことが確認され、治療の長期的な効果が期待されています。この試験の結果は、リブロファズ®の可能性を示すものであり、今後の臨床応用に対し非常に重要です。

期待される影響



J&Jの医療部門の代表、クリス・リーガー社長は「リブロファズ®の新しい承認は、がん治療における利便性向上を通じて、患者の生活の質に寄与することを期待しています」と述べており、この革新的な治療法が実際に患者へもたらす利益に注目が集まっています。今回の承認は、EGFR遺伝子変異陽性の進行・再発非小細胞肺がん患者にとって新たな治療の選択肢を提供するもので、患者の生存率を上げる希望の光となることでしょう。

今後、リブロファズ®と他の療法の併用がもたらす新たな可能性について、更なる研究が進むことが期待されています。これにより、EGFR遺伝子変異を有する患者に対して、より効果的な治療戰略が示されることになるでしょう。J&Jは引き続き、これらの新たな治療法が持つ潜在能力を広く活用し、医療の未来に革新をもたらすことに努めています。


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