DAREDEMO HEROが新たな認証を取得
フィリピン・セブ島で貧困層の子どもたちのために教育支援を行っているNPO法人DAREDEMO HERO(理事長:内山順子)が最近、公益財団法人日本非営利組織評価センター(JCNE)が2025年4月からスタートする新しい認証制度、"グッドギビングマーク"を取得しました。これはDAREDEMO HEROにとって、信頼性と透明性の象徴となる重要なステップです。
グッドギビングマーク制度とは
グッドギビングマークは、NPOの信頼性を客観的に評価し、これを"見える化"することを目的とした新たな第三者認証制度です。JCNEの厳しい審査基準に基づき、ガバナンス体制や資金管理、寄付金の使途の透明性などが評価され、基準をクリアした団体のみがこの認証を得ることができます。認証は3年間有効で、その後は更新審査が行われる仕組みです。
この制度により、第三者による厳正なチェックが受けられ、寄付金の適切な使途が確保されるほか、支援者への報告責任も果たすことが求められます。これによって、グッドギビングマークは寄付先を選ぶ際の信頼の証明として企業や助成団体に活用されることになります。
DAREDEMO HEROの活動とその意義
DAREDEMO HEROは「すべての子どもたちが夢と希望を持ち、努力が正当に報われる社会を実現する」というミッションのもと、貧困層の子どもたちに奨学金、教材、食事の提供、リーダーシップ教育や生活支援を行っています。グッドギビングマークを取得することで、透明性が評価された団体として、国内外の支援者や寄付者にとって新たな信頼のメッセージを届けることが可能になりました。
特に子どもたちの未来を応援したいと考える方々にとって、どの団体に寄付すれば良いかという選択の際、DAREDEMO HEROが「安心できる選択肢」となることでしょう。支援者に信頼感を与え、寄付を促進する要因となります。
今後の取り組み
DAREDEMO HEROは、グッドギビングマークの取得を機に、以下のような目標を掲げています。まず、新たな支援者層との接点を増やし、信頼性をもとにした個人や企業、助成財団、国際協力ネットワークとの連携を強化します。
さらに、日本とフィリピンの若者向けに教育支援を深化させ、卒業生や奨学生同士の学び合いを促進し、地域社会に貢献する取り組みも進めていきます。特に、フィリピンの子どもたちへの支援にとどまらず、日本のユースにもリーダー育成プログラムを提供し、日比双方の若者が共に未来を築く仲間となる場を拡大していく計画です。
理事長のコメント
内山順子理事長は、「グッドギビングマークを取得できたことを非常に嬉しく、誇りに思います。私たちの活動が公正かつ透明な運営であると評価されたことは、支援してくださった皆さまのご協力のおかげです」と述べています。今後も、支援者の方々に「応援してよかった」と感じてもらえるような団体であり続け、子どもたちの夢を実現するため、貧困の連鎖を断ち切り、希望を広げる使命に取り組んでいくと語っています。
DAREDEMO HEROについて
DAREDEMO HEROは、フィリピンの貧困問題に立ち向かい、教育支援を通じて未来のリーダーを育成している組織です。さらに日本とフィリピンの交流を通じて、SDGsプログラム等も提供し、両国の若者に新しい機会を提供しています。
団体概要
- - 団体名: NPO法人 DAREDEMO HERO
- - 代表者: 理事長 内山順子
- - 設立: 2019年
- - 所在地: 兵庫県西宮市羽衣町7-30 夙川グリーンタウン3F
- - 主な活動: フィリピン・セブ島の貧困層の子どもたちへの教育支援、地域支援事業、日比交流事業等
- - 公式サイト: DAREDEMO HERO