栃木の新たな感染症対策、光触媒課の取り組み
新型コロナウイルスの影響は、私たちの生活に様々な変化をもたらしました。その中でも感染症対策が一つの大きな課題となっており、国内外で数多くの企業がこの問題に取り組んでいます。そんな中、栃木県に拠点を置く株式会社野口プラモートが新たに設立した「光触媒課」が注目を集めています。これまで緩衝材メーカーとして知られていた同社が、環境に優しい光触媒技術を活用した製品を展開することで、感染症対策と環境保護の両立を目指しています。
光触媒課の誕生
野口プラモートは2009年に創業以降、リサイクル可能な緩衝材を開発し、持続可能な社会への貢献を目指してきました。そして2020年のパンデミックが発生した際、特に飛沫防止パーテーションの需要が急増しました。この状況を受けて、同社は新たな解決策を模索し、専門家の意見も交えながら光触媒材料の使用を決定。2021年に「光触媒課」を立ち上げ、製品開発をスタートしました。この課の理念は「人にやさしく、ものにやさしく、環境にやさしく」です。
製品紹介
光触媒課で展開する製品は、誰でも手軽に使用できることをコンセプトにしています。以下に代表的な製品を紹介します。
1. LIVE KEEPER for ROOM
このDIYキットは、自宅の室内を簡単に光触媒コーティングできる画期的な製品です。
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2. LIVE KEEPER for CAR
自動車の車内を除菌・消臭し、さらにコーティングできるスプレーセットです。
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3. LIVE BUSTER
加湿器に混ぜるだけで室内を除菌する光触媒液で、特に飲食店などでの利用が期待されています。
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4. LIVE SNEAKER
スニーカー専用の光触媒クリーナーで、汚れ落としと抗菌効果を実現します。
公式サイト:
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コミュニティへの貢献
光触媒課は、製品の販売だけでなく、地域の小中学校や大型イベントでの除菌抗菌コンサルティングも手がけています。特に栃木県内で30以上の学校に対してコンサルティングを行っており、地域貢献にも力を入れています。
未来への展望
光触媒技術は、これまで主に建設業で利用されてきましたが、実は非常に多岐にわたる効果が期待できることが最近の研究で示されています。野口プラモートは、その可能性を信じ、新たな価値を地域に提供していくことを目指しています。
これからも光触媒課の製品および取り組みから目が離せません。環境に優しく、私たちの健康を守る新しい商品が、さらなる進化を遂げることを期待しましょう。