ソーシャルインテリアが新機能を発表
株式会社ソーシャルインテリア(東京都港区)は、業務管理クラウドに新機能「家具提案機能」を搭載したことを発表しました。これにより、煩雑なコーディネート提案を簡素化し、家具業界におけるアナログ業務の効率化が期待されています。
新機能がもたらす変革
「ソーシャルインテリア 業務管理クラウド」は、設計者やデザイン専門家向けに特化した家具什器の受発注プラットフォームです。このプラットフォームは、国内外のオフィス家具や高級家具のデータベースを持ち、業務に必要な素材情報を迅速に取得することができます。
今回の「家具提案機能」の実装により、家具の提案者たちは煩雑な業務から解放され、よりクリエイティブなコーディネートに集中できる環境が整いました。この機能は、特に短期間で提案をお客様に行う必要がある業務において、有効性を発揮します。
背景にあるビジョン
ソーシャルインテリアは「よいものが、循環する社会へ」という理念を掲げています。2018年から法人向けに「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」を開始し、すでに1,000社以上のオフィス構築を支援してきました。これまでの経験から、家具提案に関わる多くのアナログ業務が業界に根付いていることを理解し、その問題を解決するために新機能の開発に至ったのです。
平坦化されるコーディネートプロセス
新機能は、コーディネート提案を行う立場のスタッフが直面する複雑さを軽減し、より効率的な作業を促進します。この取り組みを通じて、家具提案を行う方々が専念できる環境を創出し、生産性を高めることを目指しています。また、今後は他のアナログ業務にも目を向け、デジタル化を進めることで、業界全体に好影響をもたらすことが期待されています。
事業の構成
ソーシャルインテリアは、オンライン販売事業、オフライン販売事業、業務管理クラウド事業の3つの柱を持っています。この中で、特に業務管理クラウド事業は、設計会社や販売店向けに特化したサービスを提供し、大規模なデータベースと効率的なスペックイン業務を実現しています。
オンライン販売事業「サブスクライフ」も注目のサービスで、新品から中古品まで様々な家具をサブスクリプション形式で提供しています。
受賞歴とさらなる目標
ソーシャルインテリアは、これまでに複数の賞を受賞しており、その革新的なビジネスモデルが評価されています。これからも、循環型社会を目指し、さらなる成長を遂げるために、変革を続けていくことでしょう。
まとめ
ソーシャルインテリアの「家具提案機能」は、家具業界のデジタル化に重要な一歩を提供するものであり、業務の効率化だけでなく、デザインの創造性を高めることにも貢献します。今後の動向に注目です。