国内初の認定を受けた「J35」清掃ロボット
株式会社ホロイムアカンパニーが取り扱う清掃ロボット「J35」は、株式会社Octa Roboticsが運営する「LCI認定プログラム」において、国内初の認定を受けました。この認定は、ロボットと建物設備との連携を標準化するもので、J35はエレベーターや自動ドアとの高い親和性が証明され、清掃業界の新たなスタンダードとなることが期待されています。
LCI認定の意義
「LCI(Linkage Communication Interface)」認定プログラムは、ロボット技術の進化とともに、建物内の各種設備との連携をハードウェアの標準化により実現するものです。これにより、直接的な人の介在を最小限に抑え、効率的な清掃作業を行うことが可能になります。さらに、J35はこのプログラムにおいて、エレベーターを介した多層階移動や、セキュリティエリアの通過を自動で行える機能が証明されました。
具体的なメリット
導入コストの削減
これまで、エレベーターと自動ドアとの連携には独自のカスタマイズが必要で、多くの工期やコストがかかっていました。しかし、LCI規格に基づいた標準化が進むことで、システム開発が最小限に抑えられ、スムーズな現場導入が可能となります。
既存資産の有効活用
J35を導入することで、これまでの建物設備を有効活用することができます。LCI BoxとLCI Nodeを介せば、自動ドアだけでなく、電磁錠付きの手動ドアとも連携ができ、より柔軟なビル動線にも対応します。
完全自動清掃の実現
J35の導入により、エレベーターでの多層階移動が可能になるため、清掃員による運搬や随行の手間を大幅に削減できます。これにより、業務の負担を軽減し、より効率的な清掃サービスを提供できるようになります。
今後の展望
株式会社ホロイムアカンパニーは、この認定を契機にビルメンテナンス業界のデジタルトランスフォーメーションを推進していく予定です。人手不足が深刻化する中、清掃ロボットが当たり前の存在となり、24時間体制での高品質な清掃サービスを実現させる環境を整えていくことを目指しています。
連絡先
質問や詳しい情報が知りたい方は、下記の連絡先までお問い合わせください。
今後の進展にぜひご期待ください。