青森市の新しい移動手段、シェアサイクル「HELLO CYCLING」
青森市に、新たにシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」が8月1日から導入されました。このサービスは、東京都に拠点を置くOpenStreet株式会社と青森市中心市街地活性化協議会の連携によって実現したもので、利用者にとって非常に利便性の高い交通手段となることが期待されています。
利用方法の革新
従来の青森市での「まちなかレンタサイクル」事業は、対面での受付や現金支払いが必要でしたが、新たにスタートした「HELLO CYCLING」では、アプリを通じていつでも簡単に自転車を利用できるようになっています。これにより、24時間体制で自転車を借りられるため、観光や市内の移動が一層便利になります。
自転車は「青森駅前駐輪場」に20台が設置されており、利用者はJR青森駅からすぐの場所で自転車を借りることができます。電動アシスト自転車での快適な移動が可能な点も、大きな魅力です。
料金体系
「HELLO CYCLING」では、15分ごとに100円、12時間利用で1,500円という明確な料金体系が設けられており、利用の際の予算計画も立てやすくなっています。さらに、何度でも利用したい時にステーションを選んで自転車を借りられるため、自由度の高い移動が実現します。
アプリを利用した便利な操作
利用者は「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードし、無料会員登録を行うことで、ステーションの検索や自転車の予約、決済をすべてアプリ上で行えます。日本全国に約11,500カ所のステーションがあり、どこでも自転車を借りて返却することができるため、観光名所を効率良く巡る際にも非常に便利です。
青森市の中心市街地を活性化
青森市中心市街地活性化協議会は、青森市の商工業者や行政が協力して中心市街地を活性化させるために設立された組織です。平成18年から続けているこの活動の一環として、シェアサイクル事業も推進しており、地域の人々や観光客にとって新たな魅力となることでしょう。
OpenStreetの役割
OpenStreetは、日本国内で最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を展開しており、地域の移動手段を豊富に提供することを目指しています。自転車だけでなく、スクーターや超小型EVのシェアリングも行い、今後の「MaaS(Mobility as a Service)」の進化に寄与しています。
青森市を訪れた際には、「HELLO CYCLING」を利用して、街の魅力を存分に堪能してみてはいかがでしょうか?快適に自転車で移動しながら青森の観光スポットを巡ることができる、新たな体験が待っています。