YEデジタルの新オプションで倉庫DXに新たな使いやすさを提供

YEデジタルの新オプションで倉庫DXを進化

株式会社YE DIGITALが、新たに「MMLogiStation」のオプション機能を3つ発表しました。この新機能は、倉庫のデジタルトランスフォーメーション（DX）をさらに加速させることを目的としています。物流業界では、作業効率の向上が求められており、このオプションによって作業支援が強化されることとなります。この動きは、単なる効率化にとどまらず、持続可能な物流の未来を見据えたものです。

GTPシステムの普及

近年、さまざまな物流現場で導入されているGTP（Goods To Person）システムは、作業者が商品に合わせて動くのではなく、商品自体が作業者の手元に運ばれてくるという新しい仕組みです。これにより、スペースの有効活用が可能となり、在庫管理の精度も向上します。このシステムの導入に伴い、作業者はもはや多くの異なるピッキング指示画面を使う必要がなくなるのです。

オプション機能の詳細

1. GTP系作業画面モジュール
新たに導入される作業画面モジュールにより、様々な設備メーカーが提供する異なるピッキング指示画面を一元化します。このことで、作業者は同じ画面で効率的に作業が行えるようになり、結果として作業効率が飛躍的に向上します。

2. 棚卸計画作成機能
GTPシステムの導入によって保管場所が細分化し、従来の棚卸作業が変更を余儀なくされていました。YEデジタルの新機能は、WES側で棚卸計画を立てることができます。これにより、効果的に在庫管理が行え、準備や集計の手間を大幅に削減することが可能となります。

3. ダッシュボード機能
導入されたWESは、業務データを有効活用し、工程ごとに設備の稼働状況や作業の進捗を視覚的に表示します。これによって、現場での迅速な問題発見と改善が促進されるだけでなく、タイル式のダッシュボードによりユーザーごとに必要な情報を最適化して表示できます。

YEデジタルの目指す未来

物流業界は労働力不足に直面している一方、取引量は急増しています。そのため、「持続可能な物流」の実現が急務となっているのです。YEデジタルのWES「MMLogiStation」は、様々なシステムや機器と連携し、倉庫自動化を支援します。ただ単に一つの作業を自動化するだけでは、全体最適にはつながりません。各機器の連携のみならず、人による作業変革が必要です。

YEデジタルは今後も「持続可能な物流」というビジョンを実現すべく、顧客とともに取り組んでいく所存です。

【会社概要】
商号: 株式会社YE DIGITAL
設立: 1978年2月1日
代表者: 代表取締役社長玉井裕治
本社所在地: 福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号
事業内容には、ビジネスソリューションやIoTソリューション、サービスビジネスが含まれます。さらに、証券上場や社名変更の歴史もあります。また、企業の環境の変化に応じて対応していく姿勢が伺えます。

会社公式サイト: YE DIGITAL公式サイト

会社情報