ビーマップの新事業
2025-07-15 16:20:44

ビーマップが宇宙・防衛事業準備室を正式に始動

株式会社ビーマップは、2025年7月14日付で新たに設立された「宇宙・防衛事業準備室」を本格的にスタートさせました。

このプロジェクトのリーダーには、当社の代表取締役社長である杉野文則が兼任しており、事業活動に対する意気込みを語っています。杉野社長はこの新事業について、二つの主な目的を挙げました。一つ目は、TOMER社の日本市場進出を支援し、その過程で新しい技術を獲得することで、ビーマップの事業に活かすこと。二つ目は、通信技術における当社の豊富な経験を生かし、防衛分野における新しいビジネスを開発することです。

ビーマップは、創業以来、PHSや写メール、Wi-Fiなど通信系の進化に携わってきた実績があります。現代の防衛において、通信の傍受やインフラへのサイバー攻撃は重大な課題となっています。杉野社長は、顧問として迎えた武藤佳恭氏からの意見を基に、アメリカ政府が受ける攻撃の対応や復旧スピードの重要性を認識しています。

さらに、国内の通信業界においては、ユーザー向けのサービスを提供するプロトコルの上位レイヤーを熟知する専門家は多いものの、その基盤となるネットワークを築く下位レイヤーに精通した人材は少ないのが実情です。そこで、ビーマップは、通信の長年の経験に加え、武藤先生の助言を基に防衛事業での強化を目指しています。

杉野社長は、日油株式会社での10年間の経験がビーマップの成長に寄与したことを振り返り、日油の多様性ある事業モデルを参考に、鉄道、通信、そして宇宙や防衛にまで事業を広げる方針を掲げています。日油のスローガン「バイオから宇宙まで」に倣い、ビーマップは今後も「エンターテイメント、モビリティ、通信から宇宙まで」といった多様な分野で社会課題の解決に向けた取り組みを進めていく考えです。

代表取締役自らがこの新事業の室長を務めることで、迅速な推進力を確保し、未来の宇宙・防衛市場に挑む姿勢を強調しました。また、武藤先生との関わりを特筆し、日本初のWi-Fi製品の導入が彼によって行われたことにも触れ、通信技術の歴史に対する貢献を誇りに思っていると述べています。その結果、2000年代初頭から現在まで、Wi-Fiはグローバルな基準として広まってきたのです。

今後、ビーマップが果たすであろう役割と期待される技術革新が、宇宙・防衛事業と通信分野での企業活性化に寄与することが大いに期待されます。新たなビジネスモデルの構築がどのように進展していくのか、その動向に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社ビーマップ
住所
東京都千代田区内神田2-12-5内山ビル4F・5F
電話番号
03-5297-2180

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