日置市とスクーの連携
2024-08-22 13:23:02

鹿児島県日置市とスクーが連携、地域リスキリングモデルの構築を目指す

鹿児島県日置市とスクーが連携



株式会社Schoo(スクー)は、鹿児島県日置市と新たな連携協定を結びました。スクーは、約13年間の運営を通じ、オンライン教育を用いた社会人向け学習の重要性を提唱しています。今回の提携を通じて、地域住民が持続的に学ぶ機会を提供し、地域の活性化を図る新たなリスキリングシステムの構築を目指します。

提携の背景



スクーは2011年に設立され、以来、全国約56の地方自治体と連携しながらリスキリングの普及に尽力してきました。特に、地域における教育機会の不平等や情報格差といった課題には、日々直面しています。これらの問題を解決するために、スクーがパートナーとするのが、人口約46,000人を有する日置市です。

日置市では、地域企業と共同で「地域の人々が持続的にリスキリングの機会を得られるモデル」を開発し、実証実験を通じて効果を検証する予定です。この取り組みは、社会的な課題にもつながる地域の少子高齢化への対応としても位置付けられています。

具体的な取り組み内容



連携協定に基づき、日置市役所や地域企業が協同でリスキリングプログラムを策定します。プログラムはオンラインと対面を組み合わせた形式で実施し、受講者が直面している現状にマッチした内容になります。この循環型学習モデルを通じて、学んだ人々が地域社会に還元する仕組みを構築することを目指します。

実証実験の実施



2024年9月からは、エクセルを用いた業務改善のスキルを習得するためのリスキリング講座が行われる予定です。これは、日置市役所の職員や地域企業の従業員が参加し、オンラインと対面のハイブリッド形式で進められます。この講座で得られたデータや知見を基に、さらなるプログラムの拡充を検討されます。

地域への期待



日置市長の永山由高さんは、官民連携の重要性を強調し、「学びは投資であり、地域のつながりを育む」と述べています。また、スクーの森健志郎社長も、地域の課題を一緒に解決する姿勢を明言し、日置市の取り組みが他地域にも展開できるモデルになることを期待しています。

まとめ



この連携協定は、ただの教育プログラムを提供するだけではなく、地域全体を巻き込んだ持続可能な学びの生態系を構築することが目的です。地域企業と行政が一体となり、学びのサイクルを生み出すことで、日置市は新たなモデルケースを生み出すことを目指しています。これからの実証実験に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社Schoo
住所
東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階
電話番号
03-6455-1680

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