日清ラ王が217万回再生を超える成功を収めた秘訣
近年、SNSの影響力が大きくなり、特に映像コンテンツが消費者の購買行動に与える影響が注目されています。日清食品株式会社の「日清ラ王 袋麺」は、こうしたトレンドと巧みに結びつき、SNS上での大成功を収めました。今回の施策では、SNSを活用したリテールメディア広告パッケージを通じて、店頭売上を大幅に向上させました。
成功の背景
このプロモーションは、ネル株式会社、博報堂、pHmediaが共同で提供するもので、特に「osina」というプラットフォームを活用しました。「osina」では、ユーザーが自らのお気に入り商品と出会い、その商品を使ったアレンジレシピ動画をSNSに投稿する仕組みを持っており、その結果として総再生数230万回超を達成しました。さらに、ドン・キホーテの店頭サイネージに再生数が高い動画を放映することで、実際の店頭での購買につなげました。
SNS活用による購買促進
SNS上では、「作ってみたい」と気持ちを刺激するレシピ動画がファンの間で人気となり、特に20〜30代の女性たちから注目されました。非常に多くの消費者が「真似したい」「食べてみたい」といった気持ちを表明し、購買意欲をかき立てるコメントが寄せられました。これにより、新たな顧客層へのアプローチに成功したのです。
参加者の9割が「osina」をきっかけに購入したと答えており、そのうち約6割が「また買いたい」とリピート意向を示しています。このデータは、SNS上の話題が如何に実店舗での購買に繋がるかを如実に示しています。
プロモーションの詳細
日清食品「日清ラ王 袋麺」の販促活動は、約1ヵ月間(2025年12月〜2026年1月)にわたり実施され、次のような成果が得られました:
- - TikTokとInstagramあわせて113件のUGC投稿
- - 230万回以上の総再生数
また、ドン・キホーテの店頭では、特に再生数の多い動画が放映され、店頭商品の訴求も強化されました。この取り組みが実際に購買行動に結びついたことは、消費者の反応からも明らかでした。 "食べてみたい!"という思いが、SNSを経由して実店舗での購買につながるという新しい流れを作り出したのです。
日清食品のコメント
日清食品株式会社の営業本部 戦略企画部 リテール・マーケティングチーム 主任、山口恵莉氏は次のようにコメントしています。「日清ラ王は多くのお客様に支えていただいてきたブランドですが、特に若年層にどのように裾野を広げていくかが大きな課題でした。今回の施策は、SNSと店頭を結びつける新しいアプローチとして、多くの反響を得ることができました」と述べています。
プロモーションパッケージの意義
リテールメディア広告パッケージは、SNSと実店舗をつなぐ新たなプロモーションの形を確立するものであり、今後もこの流れが続くことは間違いありません。NEL株式会社、博報堂、pHmediaの共同取り組みが、今後のマーケティング戦略に与える影響に期待が寄せられています。何より、生活者とブランドとのより良い接点づくりにつながることが、今後の課題といえるでしょう。これからも、日清食品の「日清ラ王」が新たな食文化を生み出していくことを楽しみにしています。