ロボットの未来を切り開く
2025-02-12 09:28:03

日本政府が注目!ロボットの未来を切り開くThinkerの新技術

株式会社Thinker、ロボットイノベーションの最前線



新たなロボット技術が日本から誕生しています。その名は、株式会社Thinkerが開発した「Thinker Model A」。このロボットには、近接覚センサーが搭載されており、日本政府の公式SNSアカウント「JAPAN Gov」で日本のイノベーション事例として注目されました。この評価は、日本政府がグローバルに向けて日本の技術力をアピールする一環として行われています。

日本のイノベーションを世界に発信する「JAPAN Gov」は、Facebookで376万人以上、X(旧Twitter)で48.6万人、LinkedInで22.7万人のフォロワーを持ち、その影響力は抜群です。こうした舞台で「Thinker Model A」の技術が評価されたことは、ロボット業界にとって大きなニュースと言えるでしょう。

近接覚センサーの革新性


「Thinker Model A」に搭載された近接覚センサーは、赤外線とAIを組み合わせた独自技術を使用しており、モノの位置と形状を非接触で高速に把握することが可能です。これにより、従来のロボットでは難しかった透明な物体や鏡面、さらには非常に微細な部品のピッキングが実現します。

特に、バラ積みピッキングと呼ばれる、箱に無造作に積まれた部品をロボットアームが持ち上げる作業は、今まで技術的な課題が多く、自動化が進んでいませんでした。しかし、Thinkerの技術により、これが克服され、工場の人手不足問題にも貢献することが期待されています。

工場の人手不足解消へ


今、日本全国の工場では深刻な人手不足が問題視されています。その解決策としてThinkerは、ロボットハンドの普及「ロボットハンドの民主化」に向けた取り組みを強化しています。これにより、少数の企業に限定されていたロボット技術が広く一般に開放され、多くの企業が活用することが可能となります。

実際に、2023年8月から量産サンプルを提供し、すでに1200社を超える引き合いがあります。また、80社以上のパートナー企業と共に実証評価を行っており、一部では量産工程への導入も進められています。このように、Thinkerの技術は既に多くの現場で実装され、その可能性が広がっています。

技術の動画紹介


Thinkerの近接覚センサーを実際に見るには、以下の動画をご覧ください。センサーが動くものを認識し、把持部が追従する様子が視覚的に理解できます。


会社概要と今後の展望


株式会社Thinkerは、大阪府大阪市に本社を構え、代表取締役兼CEOの藤本弘道が率いる企業です。設立は2022年8月で、エッジAIと赤外線を駆使した「近接覚センサー」の開発を通じて、人とロボットが協調できる未来を目指しています。販売開始後、様々な業種からの引き合いが殺到しており、製造業の効率化に寄与することが期待されています。

今後、Thinkerは近接覚センサーをさらに改良し、広範な産業への導入を進めていく予定です。日本のロボット技術が世界に羽ばたく日も近いでしょう。私たちの生活を変えるこの技術から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社Thinker
住所
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-3大阪センタービル 6F-188
電話番号

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