アイスランド・ナショナルデー
2025-05-30 09:22:51

2025年大阪・関西万博でアイスランドが文化と平和を祝う特別な一日

北欧パビリオンでのアイスランド・ナショナルデー



2025年5月29日、特別な日が大阪・関西万博の北欧パビリオンで幕を開けました。この日はアイスランドのナショナルデーとして、「平和とジェンダー平等」というテーマのもと、文化と価値観に触れるプログラムが展開され、まるでアイスランドを旅する感覚を味わうことができました。

このイベントは、北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)の共同出展の一環として行われ、アイスランドの文化が国際的に広がる機会となりました。午前中のセッションでは、アイスランドからの特別ゲストが参加し、特にハトラ・トーマスドッティル大統領が日本の若者たちと対話する貴重な機会が設けられました。

対話の中で広がる若者たちの視点



国連パビリオンでのトークセッションは、ハトラ大統領が自らの経験を元に、平和やSDGs(持続可能な開発目標)の重要性について語りました。モデレーターを務めた中根由起氏が場をつないでいく中で、出席した若者たちが気候変動や社会的不平等といった世界的な課題に対し積極的に意見を交換しました。

「アイスランドは世界で最も平和な国の一つです。私たちがこの平和を守るためには、どうすればいいのでしょうか?」との問いに対し、大統領は「あなたたちの行動が希望の象徴です」と応じ、聴衆を励ます姿が印象的です。これは、アイスランドの文化に根付いた「共感と連帯」の精神を体現するものです。

アートパフォーマンスが織り成すアイスランドの世界



午後のプログラムでは、アイスランドのデザイナーたちによるウール産業の再利用をテーマにしたアートパフォーマンス「ピザタイム」が行われました。このユニークなアートは、アイスランドの風土を情緒豊かに表現し、観客に温かな笑顔をもたらしました。さらに、一般来場者には特別なウールのピザがプレゼントされ、親しみやすい雰囲気が醸成されました。

公式式典とパフォーマンスで締めくくった日



夕方には公式式典が行われ、ハトラ大統領が再登壇し、北欧諸国の連携の重要性を語りました。「単独では小さい国ですが結束することで大きな力を持つ」との言葉が印象的であり、様々な文化や価値観を共に理解し、発展させるべきだという願いが込められています。

また、アイスランドの人気アーティストによるスペシャルパフォーマンスでは、シンガーソングライターたちの独自の世界観が披露され、会場は静かな熱気に包まれました。

日本との深い絆を確かめる訪問



ハトラ大統領は日本館や迎賓館も訪れ、最先端技術や伝統文化に直接触れる貴重な時間を過ごしました。これにより、アイスランドと日本の間の相互理解が一層深まったことは言うまでもありません。

今回のアイスランド・ナショナルデーは、平和と平等の価値を再確認する場となり、多くの人々に感動を呼び起こしました。北欧パビリオンへの期待が高まる中、アイスランドの文化は今後も日本での交流を通じてさらに広がっていくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
The Nordic Pavilion
住所
東京都港区六本木1-10-3-200
電話番号
090-7095-4475

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。