陶芸に表現された言葉の世界：木田陽子の個展が開催

言葉を形に変える陶芸の魅力

2025年1月17日から2月24日まで、京都市の「THE THOUSAND KYOTO」で木田陽子氏の個展「形」が開催されます。この個展では、「文字」の形をモチーフにした陶芸作品が展示され、訪れる人々に新たな感動体験が提供されます。

木田陽子氏の創作意図

木田氏は、陶芸の技術と素材を使って、心に響く「言葉」を形として残すことを目指しています。作品は、ただの文字のシルエットを超えて、言葉によって連想されるイメージや、木田氏自身が抱く感覚を融合させることで再構成されます。
今展では、英語の鼻歌の表記「mmm……」からインスパイアを受けたアルファベット「m」をテーマにしたシリーズ『形“m”』が中心に展示されます。陶芸によって形作られた「m」が、まるで旋律のように響いてくるというユニークかつ温かみのある作品が揃っています。

展示の詳細

- 開催期間: 2025年1月17日(金)～2月24日(月・休)
- 場所: THE THOUSAND KYOTO 1階アートギャラリー
- 料金: 無料

また、会期中には木田氏本人が作品を解説するイベントも予定されています。

- 日時: 2025年2月9日(日)15:00～
- 料金: 無料(事前の予約は不要です)

木田陽子氏は、1996年生まれで、2022年に京都市立芸術大学美術研究科工芸専攻陶磁器を修了しました。
近年は、数多くの個展やグループ展に参加し、注目の若手アーティストとして活躍しています。

アートギャラリーの取り組み

「THE THOUSAND KYOTO」アートギャラリーは、伝統ある京都の芸術文化を未来につなげるために2023年に新設されました。地元アーティストや学生への支援を通じ、SDGsに関連する啓発活動も行い、地域のアートシーンを活性化させることを目指しています。

サステナビリティへの取り組み

京阪グループが展開している「BIOSTYLE PROJECT」は、健康的で美しい生活を通じてサステナブルな社会を実現することを目指しています。「THE THOUSAND KYOTO」は、快適さと持続可能性を併せ持つフラッグシップホテルとして、このプロジェクトに認証されています。

訪れる人々にとって、木田氏の陶芸作品は言葉の新しい解釈を提供し、文化と芸術に満ちた京都の魅力を再発見させてくれることでしょう。個展は無料で楽しめるため、ぜひ訪問してほしいイベントです。